艤装してます

艤装してます

しばらくかかりそ。サグラダファミリアより遅くなるかも。

陸自ヘリ、残る1人引き上げ、死亡確認は5人に。海底で新たに6人目を発見

 

海底で6人目を発見 陸自ヘリ事故、死亡確認は5人に 海保の大型測量船も捜索活動を実施 
沖縄タイムス 4/19(水) 7:42

 【東京】宮古島周辺で発生した陸上自衛隊幹部ら10人が乗ったUH60JAヘリコプターの事故で、自衛隊は18日、搭乗員とみられる5人が確認されていた伊良部島北側約6キロの海底で、新たに1人を発見した。捜索で発見されたのは6人目となった。一方、17日に海底から引き上げた男性2人、18日に引き上げた男性1人の死亡が同日中に確認され、死者は計5人となった。(東京報道部・新垣卓也)

 

記事詳細へ

 

 17日に引き上げた男性2人は18日午前11時ごろ、航空自衛隊宮古島分屯基地で、陸自医官が死亡を確認した。別の男性1人も同日午後6時半ごろに死亡が確認された。

 

 陸自は亡くなった5人の死因などを調べ、身元の特定を進める。新たに見つかった1人を引き上げる作業や、安否が分からない4人の捜索も続ける。

 

 現場周辺の海域では18日未明、海上保安庁の大型測量船「平洋」が到着し、沖縄周辺で初めてとなる捜索活動を実施した。

 

 一方、海上自衛隊トップの酒井良海上幕僚長は18日の定例記者会見で、死亡が確認された5人が、海底の機体の中から見つかっていたと明らかにした。

 

 海自の潜水艦救難艦「ちはや」は18日、補給のため現場海域を離れた。捜索態勢をいったん整え、20日にも深い海に潜る特殊な技術「飽和潜水」の作業を再開する。

 

 浜田靖一防衛相は18日の記者会見で、搭乗員とみられる死者が出たことを受けて「とても残念でならない」と述べ、「全員の引き上げや捜索に全力を尽くす」との考えを示した。

 

陸自ヘリ事故、不明者捜索で6人目発見 先に発見の5人全員死亡 宮古島市沖 
琉球新報 4/19(水) 6:04配信

 宮古島市沖で6日に発生した陸上自衛隊ヘリコプター事故について、陸上自衛隊は18日、伊良部島宮古島市)北側6㌔の海中で新たに隊員とみられる1人を見つけたと発表した。発見は6人目。16日に見つかった5人はその日で2人の死亡が確認され、18日に残る3人の死亡が確認された。引き続き捜索を続ける。

 

 また、事故機について洋上での事故を想定しない装備で飛行していたことが18日の自民党の会合で明らかになった。フライトレコーダーに、位置情報を発信する機能「ビーコン」がなかった。関係者によると、海上自衛隊航空自衛隊のヘリは洋上での事故を想定し、フライトレコーダー(飛行記録装置)に水没すると自動的に浮かび上がってきて位置情報を発信する機能を備えている。

 

記事詳細へ

 

 防衛省自衛隊は18日午前11時ごろ、先に発見した5人のうち、17日に引き上げた2人を空自のヘリコプターUH60Jで空自宮古島分屯基地に搬送し、その場で死亡を確認した。残る1人も18日午後2時半ごろに引き上げ、6時半に死亡を確認した。いずれも成人男性で、陸自が身元の特定を進めている。先に引き上げられた4人は沖縄本島に移送され、今後、司法解剖される見通し。

 

 酒井良海上幕僚長は18日の記者会見で5人が見つかった状況について「機体の中と聞いている」と明らかにした。

 

 6人目は、5人が見つかった機体の主要部周辺で海自の潜水士が18日午後1時ごろ発見した。伊良部島の北側6㌔、水深106㍍付近。引き上げのめどは立っていない。(明真南斗まとめ)

 

「一刻も早く全隊員を発見したい」 大型測量船の投入、海底捜索を強化 陸自ヘリ事故
沖縄タイムス 4/19(水) 7:56

 宮古島付近の10人乗り陸上自衛隊ヘリコプター事故を巡り、海上保安庁の最大クラスの測量船「平洋」が18日未明、捜索現場の海域に到着し、沖縄周辺で初めてとなる捜索活動を実施した。行方不明の隊員4人や残る機体の発見に向けて、海保が「海面」から「海底」へ範囲を広げ、捜索態勢の強化を図る狙いがある。(東京報道部・新垣卓也、社会部・比嘉海人)=1面参照

 

記事詳細へ

 

 「捜索強化のための『あらゆる手段』の一つが、大型測量船の投入だ」。平洋が捜索に加わった18日、自衛隊幹部はこう解説した。

 

 事故発生から1週間がたった13日午後。防衛省制服組トップの吉田圭秀統合幕僚長は定例記者会見で「今後あらゆる手段を投入して捜索を強化したい」と述べ、隊員の救助に力を尽くす考えを強調していた。

 

 会見から約7時間後の13日夜、自衛隊伊良部島から北に約6キロ離れた水深106メートルの海底で、機体の主要部分や搭乗員とみられる姿を発見。海保関係者によると、自衛隊は翌14日にすぐ、大型測量船の捜索を海保に要請した。

 

 18日の定例会見に臨んだ海上自衛隊トップの酒井良海幕長は「残りの機体の一部などが探知できるのではないか」と依頼した理由を説明。防衛省関係者も「機体の主要部分は見つかったが、一刻も早く全隊員を発見したい」と態勢強化による進展を期待する。

 

 平洋は、海洋調査体制の強化などを掲げた2016年閣議決定の「海上保安体制強化に関する方針」に基づき、約154億円をかけて建造され、海保が20年1月、約20年ぶりに導入した4千トン級の測量船だ。

 

 特徴の一つが、最大水深約1万1千メートルの海底地形を調べられる「マルチビーム測深機」。船底に備わっている機器から、海底に向けて音波を扇状に発し、反射してくる音波を基に地形を広範囲で把握できる。

 

 海保によると、通常は日本海東シナ海で海底地形の調査に当たっており、沖縄周辺での捜索活動に加わるのは今回が初めてという。

 

 海保関係者は、平洋が水深200メートル以上を捜索する予定とし「海自艦艇に平洋も加われば、発見の確率は上がる」と強調。「これまでは巡視船による『海面』の捜索が主だったが、測量船の投入で『海底』の捜索も進める」と語った。

 

海保が「マルチビーム」放つ大型測量船を投入 陸自ヘリ事故の海域 
朝日新聞 4/18(火) 14:30

 沖縄県宮古島周辺で陸上自衛隊の隊員10人が乗ったヘリが消息を絶った事故で、海上保安庁は18日未明、大型測量船による海底捜索を開始した。防衛省から派遣を要請され、伊良部島北側の水深200~500メートル超の海域を調べる。

 

記事詳細へ

 

 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、大型測量船「平洋(へいよう)」(乗員29人)は全長103メートル、幅約16メートルで、総トン数は4千トン。2020年に就役した海保最大の大型測量船だ。

 

 船底付近の「マルチビーム測深機」から海底に向けて扇状に音波ビームを出し、水深の3倍以上の幅で、最大約1万1千メートルの深さの海底地形を調べることができる。測量船の観測室にある画面で海底の様子を確認できるという。

 

 防衛省から14日に派遣を要請され、本土から捜索海域に派遣された。24時間態勢で機体の一部の発見をめざす。関係者によると、海底に沈んだ数メートルから10メートル程度の大きさの物体であれば検知できる可能性があるという。

 

 海保は巡視船2隻も派遣しており、海面の捜索を続けている。(渡辺丘)

 

陸自ヘリ、記録装置に発信機能なし 自民党会合で防衛省 
産経 4/18(火) 23:15

防衛省は18日、沖縄県宮古島付近で陸上自衛隊のヘリコプターが行方不明となった事故に関し、陸自ヘリに標準装備されているフライトレコーダー(飛行記録装置)には、位置を知らせる発信機能や海上で浮上する機能が付いていないことを明らかにした。同日開かれた自民党の国防部会などの合同会合で説明した。海上自衛隊航空自衛隊のヘリには備わっている。

 

記事詳細へ

 

国場幸之助部会長らによると、防衛省の説明では、自衛隊ヘリには記録装置自体は通常備わっているが、常に洋上を飛ぶ想定の海空自ヘリには墜落などで衝撃が加わると外れるよう設計され、海上で見つけやすいように光や電波を発する仕様になっている。だが、陸上を飛行する想定で設計された陸自ヘリは、こうした機能は備わっていない。

 

今回の事故現場周辺では機体の一部が多数発見されたが、記録装置は見つかっていない。海底で発見された機体主要部分に記録装置が付いたままかどうかは不明だという。

 

事故機は南西諸島有事の際、部隊が機動展開する第8師団所属だった。自民党の国防部会では参加議員から、「南西諸島の部隊や離島へ展開する陸自部隊は、海空自のヘリと同様の機能を備えるべきだ」との意見も出た。

 

不明陸自ヘリ、洋上用のフライトレコーダーを装備せず 
毎日新聞 2023/4/18 20:16

 防衛省は18日、沖縄県宮古島周辺で消息を絶った陸上自衛隊のヘリコプターについて、機体が水没した場合に自動で海面に浮かび上がり、信号を発信するタイプのフライトレコーダー(飛行記録装置)を装備していなかったと明らかにした。海上自衛隊航空自衛隊のヘリは水没に備えて浮上するタイプのレコーダーを装備しているが、事故を起こした陸自ヘリは洋上飛行用ではないレコーダーを取り付けていたという。

 

記事詳細へ

 

 同日の自民党国防部会などの合同会議で説明した。

 

 会議の出席者によると、防衛省は海自、空自のヘリの場合は、洋上を飛行することを想定し、機体水没時に装置が浮上しやすいように機体外側にレコーダーが取り付けられていると説明した。

 

洋上飛行用のレコーダーは捜索時に発見しやすくするため、海面に浮上した後、超音波や光を発する仕組みとなっている。

 

ところが陸自のヘリは陸地の上空を飛ぶことを想定しており、レコーダーは洋上飛行用ではないため、機体外側ではなく内部に設置されているという。

 

普天間第二小に窓を落下させた米軍機にFDR、CVRがなかったことに関する質問主意書 
平成三十年一月二十六日提出 質問第三一号

 

詳細へ

 

提出者  初鹿明博

 

普天間第二小に窓を落下させた米軍機にFDR、CVRがなかったことに関する質問主意書


 昨年十二月十三日、沖縄県普天間第二小学校の校庭に、米軍機CH五三Eヘリコプターから窓枠が落下しました。


 この米軍機CH五三Eヘリコプターにはフライトデータレコーダー(FDR)並びにコックピットボイスレコーダー(CVR)といった記録装置が設置されていなかったと米国側から政府は報告を受けたと聞いています。


 FDR、CVRといった記録装置は事故が発生した際の原因究明に不可欠なものであり、民間航空機については航空法で設置が義務付けられています。


 軍用機は義務付けの対象から除外している国が大半で我が国も同様に自衛隊機は除外されていますが、事故の原因究明、再発防止に不可欠なものと考えます。
 以下、政府に質問します。


一 自衛隊機もFDR、CVRの設置を義務付けるべきだと考えますが、政府の見解を伺います。


二 米国では軍用機についてFDR、CVRの設置を義務付ける法律はないとの説明を受けていると防衛省は説明していますが、米国では軍用機についてFDR、CVRの設置が法律で義務付けられていないのは事実ですか。


 仮に米国法で義務付けていないとしても、昨今の上述の落下物や米軍ヘリの不時着が多発している現状を見ると、政府は我が国の上空を航行する米軍機についてFDR、CVRの設置を求めるべきだと考えますが、政府の見解を伺います。

 

 右質問する。

www.shugiin.go.jp

 

普天間第二小に窓を落下させた米軍機にFDR、CVRがなかったことに関する質問に対する答弁書  
平成三十年二月六日受領 
答弁第三一号 内閣衆質一九六第三一号 
平成三十年二月六日

 

詳細へ

 

 

衆議院議員初鹿明博君提出普天間第二小に窓を落下させた米軍機にFDR、CVRがなかったことに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。

 

衆議院議員初鹿明博君提出普天間第二小に窓を落下させた米軍機にFDR、CVRがなかったことに関する質問に対する答弁書

 

一について

 自衛隊機については、機体の構造上、飛行記録装置及び操縦室用音声記録装置の装備が困難な機種があることなどから、政府としては、これらの装備を義務付けることは考えていない。


二について

 お尋ねについて、米側からは、米軍機への飛行記録装置及び操縦室用音声記録装置の搭載を義務付ける米国内法上の規定はない旨説明を受けているところである。
 政府としては、引き続き、米軍機の飛行に際しては、安全の確保が大前提であるとの認識の下、米側に対し、安全面に最大限の配慮を払うとともに、地域住民に与える影響を最小限にとどめるよう求めていく考えである。

www.shugiin.go.jp