それこそ徴兵制による日清日露の甚大な犠牲や、ごく最近（*）まで払い続けた巨額の戦費、それらと引き換えに以降の日本人が手にしたはずの(悲願だった)関税自主権は、今現在の消費者だけで勝手に食いつぶしていい類いのものではないはず。
（*：1986年説、1991年説、その他諸説あり）
今後、日本の国富が減少へ向かうならなおさらに、将来の子々孫々の世代のために護り伝えてゆくべきではないのかと、ネットで石を投げれば当たりそうな保守を自称する連中のみならず、バラ撒き批判者、財政健全化原理主義者たちに言ってみたいもんだわな。
それともいったん放棄させた後で、貧しくなった後世の日本人達に再び関税自主権を取り戻す（あれ？）ための大戦争を、2度3度と引き起こさせるつもりなんだろうか。
（安全保障に資すると安全保障産業に資するでは全く意味合いが異なるわけで）
デフレが大好きな消費者による衆愚政治と、それら消費者に油をまいて歩くような
あの煽り方はなんとかならんもんかね。
メディアで（”世論調査”含め）TPP礼賛をみたら、いくらの税金が投下されているかを考えてみるべし。http://news.livedoor.com/article/detail/6431143/
（ケケナカが大嫌いな俺からすると、なんで法人への減税や負担軽減策はバラマキ呼ばわりしないんだろうなと。個人や家族への減税や負担軽減策は、バラ撒きだのなんだのと言いたい放題すき放題に罵倒しておきながら）
