艤装してます

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しばらくかかりそ。サグラダファミリアより遅くなるかも。

誤解を招くいわゆる”ザハ案”表記でなく、ZHA監修案もしくは4社JV設計案

とした方が正確ではないだろうか。


ザハ氏監修料、今年度1.7億円の半額支払いへ JSC 
                                      阿久津篤史 2016年1月16日05時04分

 新国立競技場の旧計画が白紙撤回された問題で、日本スポーツ振興センター(JSC)が、旧計画のデザインを担当した建築家ザハ・ハディド氏側に対し、支払い済みの13億円に加え、今年度分として契約した1億7千万円のデザイン監修業務料は、約半額を支払う方向で調整していることが15日分かった。

 ハディド氏は、新計画として採用された建築家の隈(くま)研吾氏らの建設案は自らの案に似ていると主張し、「JSCから、デザイン料の残額を払う代わりに旧計画の著作権を譲るよう求められた」との声明を出している。これに対し、JSC幹部は同日、「そうした事実はない」と否定した。「契約解除前までの業務の対価は支払うが、著作権の対価としてではない」としている。

 一方、隈氏はこの日、日本外国特派員協会で記者会見し、ハディド氏の指摘に「全く違う」と反論。「ハディド氏は観客席の両端を大きく立ち上げたが、我々は高さを抑えるため水平にしている。基本的に実現しようとしているコンセプトが違うので、全く違うデザインだと分かってもらえると思う」などと述べた。

 ただ、観客席の3段構造や角度、座席の並び方は「合理性などを考えると自動的に似てくる宿命にある」と説明した。(阿久津篤史)

http://www.asahi.com/articles/ASJ1H56Y7J1HUTQP014.html

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”2020東京デザインアドバイス機構の提案(要約)”より引用


ザハ・ハディドという人は新国立競技場の設計者ではないんですデザイン監修者として絵を描いて、設計は日本の設計者が担当す るという設計責任がない関わり方になっています。日本を代表する立派な組織事務所がJVチームを作って、そこがフレームワークという基本設計のようなこと をやる。これができると実施設計に入り、工事をするところを決めて、工事の監理に入る。実施設計と工事監理はだれがするかというと、それはまだ決まってい ません。もしかしたら工事と一緒にデザインビルドで決めるのかもしれませんし、どうなるかもわかりませんというのが現状です。
http://www.umashi-kuni.com/ashihara.htm


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今更ながら旧計画における”設計・施工体制”と”工事などの進行状況”
(ともにWikiより)


設計体制・施工体制

ザハ事務所(ZHA)は「デザイン監修」としての参加だった[309]。

設計(ZHAと4社[66][69][310])

    ZHA
        内山美之(東京)、パウロフローレス(ロンドン)、
    ジム・ヘベリン(全体統括)


    設計JV
        日建設計(構造)
          (全体統括と許認可)[注 8]
        梓設計(意匠)
         (建築全般)[注 9]
        日本設計(設備)
        アラップ(構造)
        (環境シミュレーション、ファサード・エンジニアリング、屋根構造)                                          [注 10]


この他にZHAの依頼で、開閉式屋根の専門家・ドイツの構造エンジニア会社、シュライヒ・バーガーマン・パートナー事務所も、コンサルタントとして加わった[312][313]。「基本設計」ではZHAから10人と設計JVから40 - 50人、「実施設計」ではZHAから6 - 8人と設計JVから約100人が参加したという[314]。


施工(2社)

    大成建設(スタンド工区)[77]、竹中工務店(屋根工区)[70]

「新国立競技場 発注者支援業務 プロジェクト取組体制」も設置された(2013年8月時点)[315]

    3社のJV - 山下設計[注 11](建築意匠、建築構造、電気設備の各検証)、山下ピー・エム・コンサルタンツ(全体マネジメント、機械設備検証)、建設技術研究所(土木検証)
    その他 - 川口衞構造設計事務所(構造アドバイザー)、尾島俊雄研究室(環境アドバイザー)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E7%AB%B6%E6%8A%80%E5%A0%B4#.E8.A8.AD.E8.A8.88.E4.BD.93.E5.88.B6.E3.83.BB.E6.96.BD.E5.B7.A5.E4.BD.93.E5.88.B6



工事などの進行状況 
「#旧計画(ザハ・ハディド案)」も参照

    解体工事の開始が、入札の不調などで遅延。基礎の一部は解体せずに流用するなど、一部計画を変更した[63]。

2013年
    11月 - 総床面積の縮小を発表(約29万m2→約22万5000m2)[64][65]。

2014年
    1月 - (23日)「基本設計」に着手したとJSCが発表。フレームワーク設計を担当した4社JVが担当[66]。

    5月 - 「基本設計」が発表。21万0878 m2(機能上の面積[64]は22万2606m2)まで再縮小[67]。


    8月 - JSCが技術協力会社を募る[68]。「施工予定者技術協力方式」「ECI方式」を採用[69][70]。

    12月 - スタンド工区を旧国立の建設にも携わった大成建設(3社が応募:次点は清水建設で次々点は大林組[71])と1億2400万円で、屋根工区を竹中工務店(2社が応募:次点は清水建設[72])と1億2500万円で契約締結し、両社による「設計技術協力」が開始[73]。

2015年
    5月 - 開閉式屋根の設置を、2020年の五輪終了後に延期する方針を発表[41]。

    5月 - 「スタジアム本体」の解体作業が完了。9月末までに建物基礎の解体、がれき処理終了を目指すとした[63]。地下を掘る(大量の残土が発生[74])前に、旧国立を支えていた杭[75](5000 - 10000本あるとされる)を抜く必要があるともいわれた[76]。

    7月 - (7日)「実施設計」が発表[62]。

    7月 - (9日)スタンド工区の大成建設にJSCが一部資材を発注し、施工業者と本件初となる契約を締結(32億9400万円)。基礎工事を10月から開始し、スタンド、屋根、外装・内装、フィールドの順で着手する予定とした[77]。

    7月 - (14日)月内にも、JSCはキールアーチ用の資材を発注する予定と報じられた[78]。

    7月 - (17日)一転、安倍晋三首相が計画白紙化を表明[4]。

    10月 - (23日)「地表」すべての解体作業を終了[79](それぞれA案では「準備工事」[80]、B案では「解体工事」[81]の期間を設けている)。砂塵対策で更地にクローバーの種を蒔いた[82]。

2016年

    1月迄 - 業者決定の予定(2015年8月時点の計画)[2]。

    年末 - 着工の予定(2015年8月時点の計画)[2]。