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サウジアラビア 欧米及びアジア向け原油価格を値上げ
経済 2017年02月03日 11:33
サウジアラビアは、欧米及びアジアの買手向けの原油価格を引き上げた。2日、木曜日、ブルームバーグ通信が、国営石油会社Saudi Aramcoの情報を引用して伝えた。
アジアのクライアント向けArab Light銘柄の価格は、30%値上がりした。また米国や北西ヨーロッパ、地中海諸国そしてアジア向けの原油の全グレードの原油価格も上がった。
また2日、北海ブレント原油、4月の先物取引での価格は、日本時間23時の段階で0.7%上がり、1バレル=57,20ドルとなった。一方WTI(米国産標準油種)の価格も、取引開始から0,54%上がり、1バレル=54,17ドルとなった。
https://jp.sputniknews.com/business/201702033303003/
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OPECの脅威:リビアが増産
経済
2017年01月13日 01:50
リビアが過去6月で原油生産量を3倍に増加した。これは産油国が目指す原油価格上昇の妨げになる可能性がある。ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。
国内紛争によって分裂し、2011年から産油量が著しく減少したリビアは、OPEC減産合意の対象外とされた。
一方でリビアの国営石油会社National Oil Corp.(NOC)は最近、石油インフラの重要施設を封鎖した反政府勢力と合意することができた。結果、リビアの産油量は今週、3年間で最高水準の日量70万8000バレルに達した。
このような増加はロシアによる減産の約束を無意味なものとするほか、OPECが合意した目標を達成するためにサウジアラビアに減産量の増加を余儀なくさせる可能性がある。ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。
https://jp.sputniknews.com/business/201701133233197/
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イラク 原油採掘量の削減をサボタージュ
経済
2017年01月14日 00:23
今年イラクは、OPECとの合意に反し、原油増産を望んでいる。イラクの国営石油会社SOMOの計画によれば、2月の輸出量は、1昼夜364万1千バレルになる見込みだ。なお12月の輸出最高量の記録は一昼夜351万バレルだった。ロイター通信が伝えた。
石油業者や分析専門家らは、OPEC諸国は、少なくとも最初の段階では約束を守り、採掘量を増やさないだろうと見ていた。しかしイラクは、7%の増産を欲している。
先にイラクのルアイビ石油相は「イラクは、OPECとの合意に従って、原油採掘量削減に関する手続きを開始した」と述べていた。昨年11月末、ウィーンでOPEC首脳会議が開かれ、そこでは採掘量を一昼夜3250万バレルまで下げる公式決定が下された。それによればイラクは、採掘量を一昼夜21万バレル減らす必要がある。
https://jp.sputniknews.com/business/201701143237841/