かつて、わ~国の職人さんたちは、目に見えない処の何たらにまで云々。。。
読売
月の環境は過酷で、温度は昼が110度以上、夜は氷点下170度まで下がる。機体は「越夜」を想定した設計ではなく、復旧するかどうかは未知数だった。
スペースチャンネル
月の越夜は技術的に難しいことでも有名です。なぜなら、月面の温度差は非常に激しく、日照は約110度、日陰はマイナス170度と、なんと300度近い温度差があるのです。
そのため、海外の月面探査機は原子力電池を搭載するなどして、厳しい低温環境でも生き残る設計となっています。一方SLIMは、月面での越夜は元々想定しておらず、そのための設計なども行っていませんでした。そのため、再度復活できるかは予想ができず、大変注目されていたのです。
そして2月25日夜、SLIMは地球からの通信に応答!なんと月面での越夜に成功したのでした。驚くべき成果であり、この貴重なデータはJAXAが2025年度に予定している月極域探査計画「LUPEX」にも活用できることが期待されます。
探査機SLIM、通信再開 月の「越夜」成功、撮影も―JAXA
時事、2024年02月26日22時55分配信
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、日本初の月面着陸に成功後、月の「夜」を迎えて休眠させていた小型無人探査機「SLIM(スリム)」について、通信を再開できたことを同日開かれた文部科学省の宇宙開発利用部会に報告した。約2週間続き、マイナス百数十度になる月の夜を越える「越夜」に成功した。
JAXAによると、25日午後7時ごろにSLIMとの通信が回復したが、通信機器の温度が高かったためすぐに運用を止めた。26日にカメラを起動し、撮影と地上への送信にも成功した。
利用部会でJAXAの坂井真一郎プロジェクトマネジャーは「少なくとも越夜を経て、探査機が最低限、機能していることは確認できた」と述べた。
90度の回転に成功との報。
180度の回転に成功(もしくは回転不足)との報
月面にて、前方もしくは後方に2回転して、さらに1回ひねりを加えると云々。ただし和製英語(英語と独語の組み合わせ)だそうな。(In Japanese, this technique is known as a "Moonsault".)
俺は下記の方を連想してしまったんですけど。ネット画像より。少し加筆させてもらいました。