(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は8日、米下院外交委員会のマイケル・マコール委員長率いる超党派の議員団との昼食会に出席し、議員団が行動で台湾への支持を示したとして感謝の意を示した。
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蔡氏は、議員団の台湾に関する課題への重視と米議会で台湾に対する支持表明により、台米関係が大きく前進したことに謝意を示し、今後のさらなる協力に期待を寄せた。
また今後も引き続き安全保障協力の強化を望むとした他、台米が立ち上げた貿易協議の枠組み「21世紀の貿易に関する米台イニシアチブ」を通じてさらに多くの交渉を成立させ、より緊密なパートナー関係を構築したいと語った。
マコール氏は中国語で「我們愛台湾」(われわれは台湾を愛しています)とあいさつ。台湾への武器供給が遅れていることについて、必ず納入することを蔡氏に約束すると語った。
マコール氏らは6日に訪台。頼清徳(らいせいとく)副総統や游錫堃(ゆうしゃくこん)立法院長(国会議長)、呉釗燮(ごしょうしょう)外交部長(外相)らと面会し、台米間の課題について意見交換した。
中国軍71機が台湾周辺で活動=国防部
2023/04/08 19:28:54
2023/04/08 19:28:54
(台北中央社)国防部(国防省)が8日夜、台湾海峡周辺での軍事演習を同日から始めた中国軍の動きについて、午後4時までに「殲10」戦闘機や「轟6K」爆撃機、「空警500」早期警戒機など軍用機延べ71機、艦艇延べ9隻の活動が確認されたと発表した。