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陸自ヘリの飛行記録を解析へ 胴体部の所定位置からフライトレコーダー回収

 

陸自ヘリの飛行記録を解析へ 胴体部の所定位置からフライトレコーダー回収 引き揚げた機体は熊本に運び調査

琉球新報5/3(水) 5:19配信

 

 宮古島市沖での陸上自衛隊ヘリコプター事故で陸自は2日、伊良部島北側約6キロの海底に沈んでいた機体の主要部を引き揚げ、飛行記録が収められているフライトレコーダー(飛行記録装置)を回収した。民間企業の作業船が大きな網に包んで機体を引き揚げた。機体は大きく破損していた。今後、陸自事故調査委員会が機体やフライトレコーダーを詳しく調べる。

 

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 陸自によると、引き揚げたのは、操縦席・座席を含むヘリの胴体部、尾翼部、燃料タンク。破損しながらも、つながっていて、可能な限り海底の状態から変えずに引き揚げた。フライトレコーダーは胴体後方の所定の位置にあった。

 

 機体は2日午前11時45分すぎ、民間作業船の「航洋丸」で引き揚げられ、平良港に運ばれた。陸自平良港でフライトレコーダーを回収し、宮古空港から陸自の航空機で関東の関係機関へ移送した。

 

 機体の主要部について陸自は3日以降、航洋丸で熊本県の八代港に輸送し、陸路でヘリの所属部隊が拠点とする同県の高遊原分屯地へ運ぶ。事故の原因解明に向けて破損状況などを詳しく調べる。


 (明真南斗、友寄開)

 

陸自ヘリ事故 フライトレコーダー回収 事故原因の究明へ

沖縄タイムス 5/2(火) 20:07配信

 

 【東京】沖縄県宮古島付近で発生した陸上自衛隊UH60JAヘリコプターの事故で、陸自は2日、海底から機体の主要部を引き揚げ、飛行時の高度などが記録されているフライトレコーダー(飛行記録装置)を回収した。今後、レコーダーの解析結果も踏まえ、事故原因の究明を進める。

 

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 作業に当たっている民間のサルベージ船が2日、伊良部島の北約6㌔の海底から、機体を専用のネットに包んで引き揚げた。機体の大部分の回収は終了したが、3日以降も海底での確認作業を続ける方針。

 

 これまでに死亡確認された6人以外の搭乗員は発見されていない。事故時、ヘリには陸自幹部ら10人が乗っており、自衛隊は安否が分からない4人の捜索も続ける。(東京報道部・新垣卓也)

 

陸自ヘリを海底から引き揚げ、操縦席・テールなど損壊激しく…フライトレコーダーも回収

読売新聞オンライン 5/2(火) 22:01配信

 

 陸上自衛隊員10人が搭乗した多用途ヘリコプター「UH60JA」が沖縄県宮古島周辺で行方不明になった事故で、陸自の委託を受けた民間サルベージ会社の作業船が2日、水深106メートルの海底から事故機の主要部分を引き揚げた。飛行姿勢や高度を記録する「フライトレコーダー」も回収しており、陸自は事故原因の解明を急ぐ。

 

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 機体が沈んでいたのは伊良部島の北約6キロの地点で、4月29日から民間の2隻が作業を続けていた。海中に無人潜水機(ROV)を下ろし、事故機を大型のネットに収めた後、2日午前11時45分頃、海底から引き揚げた。

 

 陸自によると、フライトレコーダーは、元々設置されていた機体胴部の後方から見つかった。目視による点検では大きな破損は確認されなかったという。防衛省関係者によると、解析には数か月かかる可能性がある。

 

 一方で、操縦席や胴部、テールと呼ばれる後方部分などは激しく損壊しており、外側に取り付けられた燃料タンクも大きく壊れていた。

 

 陸自は、事故機が所属している高遊原(たかゆうばる)分屯地(熊本県益城町)に運び、破損状況を詳しく調べる。事故時、機体にどのような力が加わったか分析するとともに、フライトレコーダーも解析して原因を究明する。海底に残された部品の回収も続ける。

 

 事故機は4月6日午後3時46分、宮古島分屯基地を離陸し、同56分、宮古島の北西約18キロの空域を飛行中にレーダーから消えた。機体の周辺では6人の遺体が発見され、うち5人の身元が特定された。その中には、九州南部の防衛警備を担当する第8師団の坂本雄一・前師団長(55)も含まれていた。残る4人の行方はわかっておらず、自衛隊が捜索を続けている。

 

 事故を受けて、陸自災害派遣などの緊急時を除き、保有する同型機40機の飛行を停止している。

 

 

ヘリ機体から記録装置回収 陸自、飛行データ解析へ 沖縄・宮古島

産経新聞 2023/5/2 17:27

 

沖縄県宮古島付近の陸上自衛隊UH60JAヘリコプター事故で、2日に海底から引き揚げられた機体の主要部分から、自衛隊が事故当時の高度や速度、姿勢などの情報が保存されているフライトレコーダー(飛行記録装置)を回収したことが政府関係者への取材で分かった。陸自は今後、データを抽出して解析するなどして事故原因を特定する方針。

 

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宮古島北西の海域で2日昼前、作業船が水深約106メートルの海底から網で包み込んで引き揚げられた機体は、原形をとどめないほど破損していた。事故調査のため、陸自施設に移す見通し。

 

 

引き揚げられた陸自ヘリからフライトレコーダー 事故の原因を分析へ

朝日新聞デジタル 5/2(火) 21:57配信

 

 沖縄・宮古島沖で4月6日に消息を絶っていた陸上自衛隊のヘリの機体主要部分が2日午前11時50分ごろ、民間船舶のクレーンで引き揚げられた。午後には島内の平良港へ送られ、事故時の状況を記録したフライトデータレコーダー(FDR)が回収された。

 

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 事故から26日。ネットに包まれた状態で海上に引き揚げられたヘリは、機体の原形をとどめないほど激しく損傷している様子が見て取れた。

 

 防衛省によると、引き揚げられた機体の主要部は操縦席、胴体、尾翼の各部分ごとに折れて割れるなどしていたものの、一部でつながっていた。片方の外付けタンクもつながった状態だった。海底には他にも部品が散らばっており、午後も回収作業が続いた。機体や部品は配備されていた陸自高遊原(たかゆうばる)分屯地(熊本県)に運ばれる見通し。

 

 ヘリが沈んでいたのはレーダー上の機影が消失した地点から北北東に約4・2キロ、水深106メートルの海底。機体の損傷の状況から、海面に強くたたきつけられた可能性があるとみられる。防衛省は、回収したFDRを分析して事故の原因究明を進める。

 

 引き揚げられた機体内に隊員は確認されなかった。防衛省は、これまでに死亡が確認された隊員6人のほかに、不明のままとなっている隊員4人の捜索も続ける。(成沢解語)

 

フライトレコーダー解析、数カ月程度か 事故の陸自ヘリ、引き揚げ

毎日新聞 5/2(火) 20:28配信

 沖縄県宮古島周辺で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故で、陸自から委託を受けた民間作業船が2日、海底に沈んでいた機体の主要部分を引き揚げた。機体からはフライトレコーダー(飛行記録装置)を回収した。陸自は今後、詳しく分析して事故原因の究明を進める。

 

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 陸自によると、機体の主要な部分はほぼ引き揚げたという。操縦席や胴体部分、尾翼部、機体上部の外付け燃料タンクなど全体がつながった状態で、複数箇所が折れたり割れたりして大きく損壊していた。行方不明者の新たな手がかりは見つからなかった。

 

 引き揚げ作業は午前8時ごろに始まり、同11時45分ごろに作業船のクレーンが機体を包んだ網を引き揚げ、甲板に載せた。機体後部の側面にある日の丸のマークや燃料タンクが確認されたが、機体は原形をとどめていなかった。陸自は、事故機が所属していた高遊原(たかゆうばる)分屯地(熊本県益城町)に機体を移送して調べる。

 

 防衛省関係者によると、フライトレコーダーは胴体部の後方に設置されていた。事故直前の飛行高度や速度、機内の音声などが記録されている可能性があり、陸自が解析を進める。解析には数カ月程度かかるという。フライトレコーダーは回収後、機体とは別のルートで移送された。

 

 引き揚げ作業では、1日に遠隔操作型無人潜水機(ROV)を海中に投入し、大型の網の上に機体を移動。2日に再びROVを投入し、網で機体を包んでからワイヤを巻いて引き揚げた。海底に散らばっていた他の部品は容器に収納し、機体の引き揚げ後に回収した。3日もROVを投入して捜索や回収を続ける。

 

 引き揚げの現場は、宮古島の西方にある伊良部島の北約6キロ、水深約106メートルの海底。機体の胴体部分のほか、残骸が複数見つかっていた。機体の周辺ではこれまでに6人の遺体が収容され、うち5人は隊員と確認された。自衛隊は残る1人の身元確認を進めるとともに、行方不明となっている4人の捜索を続ける。

 

 ヘリには陸自第8師団の坂本雄一・前師団長(55)ら10人が搭乗。4月6日午後3時46分に宮古島を離陸し、10分後に洋上でレーダーから機影が消えた。機体が見つかった海底は、レーダー消失地点から北側に約4キロ離れている。【内橋寿明】