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しばらくかかりそ。サグラダファミリアより遅くなるかも。

南阿蘇鉄道 関連


南阿蘇鉄道廃線の危機 地震復旧費、見通しなく
 熊本地震で被災した南阿蘇鉄道阿蘇大橋近くの立野駅周辺では、ゆがんだ線路を大量の土砂が覆った
=4月17日(南阿蘇鉄道提供)





 熊本地震で被災し、全線運休中の第三セクター南阿蘇鉄道熊本県高森町)が廃線の危機に立たされている。運行再開には1年以上かかるとみられ、30億~50億円に上る復旧費用の確保も見通しが立たない。災害で大きな打撃を被るのは、経営基盤の弱いローカル線共通の事情。秋田、茨城など三セク鉄道4社が支援切符を販売し、仲間の苦境を助けようとする動きも出てきた。

 南阿蘇鉄道は1986年、旧国鉄高森線を継承して開業した。営業距離は高森駅立野駅(南阿蘇村)を結ぶ17・7キロ。阿蘇山の麓を走るトロッコ列車や、日本一長い駅名の「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」が全国の鉄道ファンに親しまれている。地元では主に熊本市大津町阿蘇市の高校や病院へ通う生徒、高齢者が利用している。

 震度7を記録した4月16日の地震で、線路の一部が土砂で埋まったほか、鉄橋の梁がゆがむなどの被害を受けた。復旧費用について、同社は「地震までは赤字続きながらも経営は安定していた。だが、復旧への資金的な余力はない」と説明。高森町も「沿線自治体で協力して支援したいが、被害の大きい南阿蘇村に資金提供を頼むのは難しい」と頭を悩ませる。

 運休で通学客を中心に影響が出ている。大津町にある二つの県立高校は25日に授業を再開したが、交通手段が無く、登校できていない沿線の生徒が計100人以上いるという。町内の県立翔陽高校1年高木椎名さん(15)=南阿蘇村=は「鉄道が使えなければ家の車で回り道し、長い時間かけて通わなければならない。大津町に家族で移り住んで通学する話も出ている」と話す。

 災害の影響で廃線に追い込まれるローカル線は珍しくない。2005年の台風で被災、運休した宮崎県の高千穂鉄道は08年に廃線青森県十和田観光電鉄東日本大震災の影響で収益が悪化し、12年に廃線した。

 南阿蘇鉄道の現状を見かねて、由利高原鉄道秋田県由利本荘市)、ひたちなか海浜鉄道茨城県ひたちなか市)、いすみ鉄道(千葉県大多喜町)、若桜鉄道鳥取県若桜町)は4月29日から「復興祈念切符」を売り出した。南阿蘇鉄道の乗車券と、4社の駅入場券を1セット千円で販売し、このうち700円を支援金に回す。ひたちなか海浜鉄道の担当者は「東日本大震災では、いすみ鉄道から支援を受けた。金額はわずかだが、同じような形でお役に立てれば」としている。

 南阿蘇鉄道義援金を受け付けている。詳しくは総務課、電話0967(62)1219。
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信楽高原鉄道災害復旧事業に対する国の支援について
                       11/28 国土交通省鉄道局施設課から確認

□ 従前の支援スキーム(通常の第三セクター鉄道の場合)

   地方公共団体負担分について、特別交付税措置50%を適用

   ・ 国負担(全体の1/4)
   ・ 地方公共団体負担(全体の1/4)←特別交付税措置により50%を適用
   ・ 鉄道事業者負担(全体の1/2)


□ 今回の支援スキーム
  上下分離方式により地方自治体が鉄道施設等を保有した場合)

   以下の理由により、地方公共団体負担分および鉄道事業者甲賀市)負担分   について、地方債充当率100%および後年度普通交付税措置95%を適用

   ・ 国負担 (全体の1/4)
   ・ 地方公共団体負担 (全体の1/4)
     ←地方債充当100% (後年度普通交付税措置95%)
   ・ 鉄道事業者負担 (全体の1/2)
     ←  地方債充当100% (後年度普通交付税措置95%)

http://www.shigaken-gikai.jp/voices/GikaiDoc/attach/Nittei/Nt3704_07.pdf (2ページ)

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地元の有権者や行政が優先順位その他、発言すべきとは思うが、
2005年被災の高千穂鉄道、2011年震災影響の
十和田観光電鉄を引きながら、
2013年被災の信楽高原鉄道の事例を伝えないのはナゼなん?