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しばらくかかりそ。サグラダファミリアより遅くなるかも。

「ミスコン出場後、パパ活もはじめて…」ルフィ強盗団の“お嬢さま”熊井ひとみ容疑者(25)の“変貌”

bunshun.jp

 

「ミスコン出場後、パパ活もはじめて…」ルフィ強盗団の“お嬢さま”熊井ひとみ容疑者(25)の“変貌”と逮捕された同居男性(24)の“チャラすぎる素顔”とは

「ひとみさんはミスコンに出てから人が変わってしまいました。その後はパパ活もやるようになって…」(熊井容疑者の知人女性)

 

 文春オンラインの取材にこう声を潜めるのは、一連の大規模特殊詐欺事件に関わったとされ、新たに逮捕された熊井ひとみ容疑者(25)の大学時代の知人女性だーー。

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 3月10日、一連の大規模特殊詐欺事件で、日本人2人がマニラで拘束された。フィリピン入国管理局の逃亡者捜索担当者によって身柄を拘束されたのは、熊井ひとみ容疑者(25)と藤田海里容疑者(24)だ。2人は一緒に生活していたとされ、昨年9月に窃盗容疑で逮捕状が出され、指名手配中だった。

 

「2人は、フィリピンを拠点とした大規模特殊詐欺事件で先月、ビクタン収容所から強制送還された『ルフィ』こと渡辺優樹容疑者(38)らの犯罪組織の一員と見られています。熊井容疑者は現地から電話をかける『かけ子』役で、藤田容疑者はそれらかけ子のまとめ役を担っていたとされています」(社会部記者)

 

 拘束された若い男女2人にはそれぞれの“夢”があったが、熊井容疑者は“パパ活”に溺れ、藤田容疑者は“カード地獄”にハマっていたという。なぜ彼女らは“闇”に加担することになってしまったのか。

 

 

大人しかった性格が、“フレキャン”に出て一変

 熊井容疑者は三鷹市で生まれ、両親と姉、兄に囲まれて育った。近隣住民は「ひとみちゃんの祖父の代にこっちの方に引っ越してきて、裕福な家庭のイメージですよ」と家庭環境について問題を感じる節はなかったという。

 

 地元の小・中学校を卒業し、実家から少し離れた高校に進学を決めた。それまでの熊井容疑者の印象は「大人しくて愛想のいい、目立って前に出て何かをするタイプの子ではなかった」と同級生らは口を揃えて言う。

 

 しかし、都内の美術大学に入ってからの熊井容疑者の印象は全く違うものへと変わっていった。当時、同じキャンパスに通っていた知人女性が明かす。

 

「私は1浪して入学。ひとみさんは2浪して入学して来ました。なので、年が1つ上だったから敬語で話していると『全然タメ語でいいよ』と優しく接してくれました。浪人生が多い大学でしたが、ひとみさんは集まりでも年上の扱いをされることが多くてどこか馴染めていない様子でした」

 

 それでも熊井容疑者は気さくに交友関係を広げ、学業にも熱心に打ち込んでいたという。しかし、大学1年の中期頃から熊井容疑者は少しずつ変わっていく。

 

「周りに勧められて《ミスフレッシュキャンパス》に参加を決めて、エントリー審査に受かった頃からひとみさんは変わっていきました。SNSで積極的に発信するようになり、自分を露出することに時間をかけるようになって、どんどん可愛くなっていきました。ただ、その反面、学業はおろそかになっていって……」(同前)

 

 熊井容疑者は見事ファイナリストまで駒を進めたが、課題は出さなくなり大学にも顔を出さなくなった。“フレキャン”が終わっても周囲からの注目を求めて、動画配信アプリ「SHOWROOM」での配信やモデル活動に力を入れ始めた。知人女性が続ける。

 

大学に来なくなり、パパ活で高級ブランドバッグをゲット

SNSで旅行や遊びに行っているのはよく見るのに、大学には来なくなりました。たまに来たかと思えば『◯◯くん家から来た』と男の家から通学していた時が何回かありましたね。服装はファストファッションでしたが、カバンだけは毎回違うものを持っていました」

 

 そのカバンは、グッチやルイ・ヴィトンなどのいわゆる“高級ブランドバッグ”だったといい、富裕層が多い美大生から見ても熊井容疑者の“金回り”の良さは目立っていた。興味本位で「モデル活動ってやっぱり儲かるの?」と知人女性が聞くと意外な答えが返って来たという。

 

SHOWROOM投げ銭システムでいつも多く払ってくれる人とSNSで個人的にやりとりして、ご飯を食べたりカラオケに行ったりしてたそうです。その人がお金をくれたり、カバンをくれたと言っていました。ガールズバーみたいなものと言ってましたが、要はパパ活ですよね」

 

 その後も、熊井容疑者は授業には出ず、単位が取れなくなり留年が確定。大学3年生の時期に中退している。モデルで売れることを夢見ていた熊井容疑者だが、2021年頃にはSNSのアカウントが消えていたといい、知人女性がLINEで連絡しようとすると熊井容疑者とのトーク画面は「メンバーがいません」になっていたーー。

 

 

藤田容疑者は和太鼓部に所属し、愛称は“ちび”

 一方、母子家庭で育った藤田容疑者は父親の違う姉と妹と共に暮らしていた。千代田区の小学校を経て、品川区の中学校を卒業。世田谷区の高校では和太鼓部に所属し、部長を務めた。

 

 真面目で文武両道だったという藤田容疑者は“ちび”の愛称で親しまれ、後輩や他校の生徒からも人気の“モテ男”だったといい、「当時から、みんなのまとめ役だった」と高校の同級生は話す。

 

「ムードメーカーで、体育祭とかで海里が何かすると歓声が上がってました。男女問わず人気で、『写真撮ってください』とせがまれることも多かった。だからか、女癖は悪くて学校内でも『海里とヤッた』と周りの女子が話しているのをよく耳にしました」

 

 彼氏持ちの女性に手を出したことで揉めたこともあったというが、気に留める様子はなかったという。スクールカーストで上位だっただけに、何をしても許される雰囲気があり、藤田容疑者には攻撃的な一面も見受けられた。

 

「海里は遊びのつもりだったんでしょうけど、気分で同級生を殴ったり蹴ったりするヤツでした。いじめと捉えてる人は少なかったけど、やられてる本人はどうだったんでしょうね。先生に見つかった時は校長室に呼ばれていました」(同前)

 

カリスマ美容師を目指し、“カード地獄”に…

 高校卒業後は大学に進学し、原宿の有名美容室に憧れて“カリスマ美容師”への夢を抱いていた。そのためファッションにも細心の注意を払っていて「今月カードの支払いがヤバイ」とお金には困っていたという。

 

 そして藤田容疑者も熊井容疑者と同じく2021年頃にSNSアカウントが消え、ほかの連絡手段もいつのまにか途絶え、それからの交流は一切なくなったと高校の同級生は話した。

 

 両容疑者の都内での関係性は不明だが、共通して言えるのは2年前にSNSアカウントや連絡先が突如消えたことだ。夢を持った若者2人が過去の人生を清算してまで、手に入れたかった生活とは何だったのかーー。

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