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しばらくかかりそ。サグラダファミリアより遅くなるかも。

長野、青木島遊園地 続報

公園「廃止理由」に反論相次ぐ 長野市が初の住民説明会 市の判断過程に疑問も
2/12(日) 6:10配信

 長野市青木島町大塚の青木島遊園地の廃止を巡り、市が11日に初めて開いた地元説明会では、市の判断を疑問視する意見が大勢を占めた。市が挙げた廃止理由には「理由になっていない」との指摘があり、地元区長会を窓口に議論してきた市の手法に対しては「自分たちは全く知らされていなかった」と憤りの声も。市は多くの地元住民の困惑や不信感に直面し、「再検討」に押し戻された格好だ。

 

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説明会は非公開。参加者によると、市は(1)遊園地が児童センターや小学校に近接し利用が集中する(2)現在はほとんど使われていない(3)児童センターなどが「利用が実質困難」としている(4)地元区長会が廃止を要望した(5)維持管理の担い手がいない(6)借地料に税金が使われる―ことを廃止の理由に挙げた。

 

 ある参加者は、遊園地が使われていないとの理由には「そもそも苦情が原因で、使えれば使う。使いたくないわけではない」と反論。利用が集中するとの点には「関係者が話し合って時間帯を調整すればいい」、維持管理は「担い手になる意思のある人はいる」との意見が出たという。

 

 市は代替地として市青木島小学校の校庭や、青木島遊園地から徒歩5分圏内に3カ所、10分圏内に13カ所の遊園地があるとも説明。これには子育て世代の参加者から「5分歩いて行く場所よりも隣にある場所の方がいいに決まっている」「移動中に事故が起きたらどうするのか」と懸念する声が上がった。説明会には子どもも参加し、市長に対し「なぜ大人の話しか聞かないのですか」などと書かれた手紙を読み上げる場面もあったという。

 

 また、ある参加者は「突然、回覧板が回ってきて『何これ』という感覚だった」と廃止を知った時点を振り返り「これは地区住民の問題。地域で検討しないといけない。(問題の検討を)地域に戻してもらえないか」と主張。住民自治の観点から疑問を示したという。荻原健司市長は説明会後の取材に「反省すべき点」として「区長に地域のことをやや任せ過ぎた」とし、直接住民の声を聞くべきだったとの認識を示した。

 

 地元住民でつくる「青木島遊園地の存続を願う地元住民有志の会」の会長を務める金田要司さん(76)は説明会後の取材に「市長の中では『白紙』になったのだと受け止める。これからは苦情を寄せた住民も含め、遊園地を使えるようにするためにはどうすればいいのか―という議論が始まることを期待している」と話した。

www.shinmai.co.jp

 

住民苦情で廃止決定の公園、存廃再検討 長野市長「意見ふまえ熟考」
有料記事 遠藤和希
2023年2月11日 22時01分

 子どもたちが遊ぶ声や音への一部の住民からの苦情がきっかけで、長野市が3月末での閉鎖を決めている青木島遊園地(同市青木島町大塚)を巡り、同市の荻原健司市長は11日、公園の存廃をあらためて検討する考えを明らかにした。地域住民を集めた地元説明会後、荻原市長は報道陣の取材に「廃止ありきではなく、意見を踏まえて最終的に判断する」と述べた。

 

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 この日、青木島遊園地近くの公民館であった廃止についての地元説明会は報道陣に非公開で開催され、地域の住民ら267人が参加した。

 

 市などによると、説明会では「子どもたちが毎日40~50人で一斉に遊ぶ状況になり、大きな声や音が発生していた」「ボールの宅地への飛び込み、サッカーのリフティング、花火の音など騒音も発生していた」など遊園地の利用を巡る状況を説明。「近隣住民からご意見を頂くようになった」として、一度に遊ぶ人数を減らすなどの対策もとられたものの「子どもに静かに遊べというのは困難」などと廃止を判断したとした。

 

荻原健司市長「区長に地域のことを任せすぎた」

 

 ただ、住民からは、市側などとの話し合いの結果、昨年1月に地元区長会が提出した遊園地の廃止要望書をふまえた市の決定について、「区長会から市へ廃止やむなしと意見があったということだが、もう一度地域で考えさせて」などと廃止反対の意見が相次いだという。説明会は、1時間~1時間半の予定だったが、約2時間に及んだ。

 市によると、1月31日現在で電話やメール、手紙などで約1千件の意見が寄せられており、大半が反対の意見という。

 

 荻原市長は報道陣の取材に、「(住民から)存続して欲しいという声が大きかった。意見を受け止めて最終判断したい」と述べた。また、「問題が大きく報道されたことで、区長さんも戸惑っている。反省すべき点としては区長さんに地域のことを任せすぎたこと。今日の地域の意見を判断材料として熟考したい」と話した。一方、存廃の再判断の時期については「廃止か否かを判断する期限は決めていない」と述べるにとどめた。(遠藤和希)

 

近隣1世帯「遊ぶ声がうるさい」と苦情

 

 市が管理する青木島遊園地は…

www.asahi.com

 

「区長に地域のことをやや任せ過ぎた」に関しては、こんな話もあったらしいので。

俺の以前の書き込みより。それまでの報道では青木島保育園の移転・新築、それに連なる諸々なんて、、、

《進行役》

 まず、長野市青木島保育園の移転・新築について、青木島地区長会 大塚第二区 区長から説明をお願いしたい。

 

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《意見1》

 更北管内の青木島地区は、平成28年4月1日現在、人口1万6,387人、世帯数6,691世帯で、平成24年より491戸増え、特に、若い世代での新興住宅の増加が著しく、乳幼児を抱えながら働く親にとって子どもの保育は重要課題である。

 

 現在、青木島保育園では、定員170人のところ、171人の園児がおり、特に3歳未満児の申し込み問い合わせがあり、年間20人くらいの待機児童がいる状況である。当然、園舎の部屋も不足しがちで、園庭も狭いので、運動会などの屋外での保育にも苦慮している。

 

 また、保育園前の市道が狭い上に、送迎用の駐車場が無いことから、独自に園の申し合わせにより、送迎は一方通行としている。加えて、付近の団地内のクランク道路を多数の車が通行せざるを得ないため、先生が交通誘導に出ている状況である。

 

 今後、市内の中でも人口増加している更北地区の若い世代を、より生活しやすくするためにも、老朽化した保育園の新築と民間委託の検討も合わせて、県道からの出入りが可能で交通の利便が良い更北支所隣付近などへの移転を要望する。

 

《こども未来部長発言》

 青木島保育園は、北に青木島小学校、その周りを住宅街に囲まれた場所に位置している。 園舎は昭和59年3月に建設し、平成3年、園庭に保育室を建設した。定員は170人、平成28年4月1日現在の入所状況は171人である。過去5年間の園児数の推移は、平成24・25年は150人前後で推移していたものが、平成26年度に168人と、20人近く増えている。平成27・28年は同様な結果となっており、この3年間で20人程増えている。内訳は、3歳未満児、3歳以上児が共に10人程増えている。ただし、0・1・2歳児については、年度途中での入園希望もあるが、定員の関係で断っている状況である。

 

 長野市の公立保育園は、休園をしている大岡保育園を含め39園である。若槻保育園から、昭和56年2月に建設した加茂保育園までは、旧耐震基準で建設されており、昭和56年6月以前の保育園については、耐震補強をしなければならない。昭和57年1月建設の子供の園保育園以降は、新耐震基準で建設されている。青木島保育園は、昭和59年3月に建設しており、39園中、古い方から21番目に建設された園である。現在、長野市では耐震補強を重点的に行っており、あと4園が対象で、2、3年で耐震補強が完了する予定である。この後、老朽化した保育園の改修などを行っていきたいと考えており、順次、予算状況を見ながら計画的に進める予定である。本年度1園が耐震改修工事中であり、来年度以降3園の耐震改修工事が終了後、老朽化対策を計画・検討する。その際、青木島保育園についても検討してまいりたい。

 

 園舎の老朽化対策を検討するに当たっては、市の公共施設マネジメントの視点や、長期的な園児数の推移を踏まえ検討する必要がある。公共施設マネジメントの基本方針は、施設総量の縮減と適正配置の実現、および施設を長寿命化するとの視点である。従って、大規模改修や建て替えに合わせ、施設の複合化、保育園の集約化などの観点から整備を行う。また、計画的な保全による長寿命化で、壊れたら直す対症療法から、計画的に施設を保全して維持管理に努め、使用期間の長期化をする。以上、二つの観点から施設を考える。これは保育園だけでなく、全庁的な取り組みである。

 

 次に、保育園の園児数と定員の将来推計を示した「子ども・子育て支援事業計画」は、各地域毎に園児の推計を行い、定員を考えたものである。更北は、篠ノ井川中島、更北、信更、大岡の範囲で定員を考えている。平成28年度、この地域の園児数は2,720人、定員数は2,850人、地域全体では定員に対し130人程の余裕がある。問題は、一杯の保育園がある一方で、空きのある保育園があることである。これを均しくするために、定員の調整や増加、幼稚園を認定こども園として保育園の機能を持たせるなどの方法により、保育園全体で調整を図る考えである。

 

 公立保育園の民営化については順次進めているが、民営化の選定基準は、民営化後も当面60人以上の園児数が見込まれること、民営化直後に耐震補強工事や改築、大規模修繕などが必要ないことである。民営化実施園は、平成25年度から平成29年度までの前期分としては、子供の園保育園を始め5園で進めている。川中島、若槻、豊野みなみ、中御所保育園については、現在、引き継ぎ保育を行っている。来年は運営を任せ、3年くらい後の、運営が軌道に乗った後、施設を譲渡または土地を無償貸与し、完全な民営化を図る予定である。この後については、計画上11保育園を候補とし、青木島保育園もその中の一つである。後期計画は、これから作成を行うが、前期分の民営化の進捗状況なども勘案しながら検討を行う。

 

 青木島保育園の移転改築については、現在、耐震化の重点整備を行っており、この後、具体的な老朽化対策について計画を策定する。現時点では、移転改築について回答できないが、耐震化工事が終了後、青木島保育園の在り方を含めて検討する。交通事情については、駐車場が無いことから、市道を一方通行で登園などをさせていただいている。地域の方にご迷惑をお掛けしているが、ご理解を得ながら対応してきている。これについては、何らかの対策を考えている。一番は、駐車場や駐車場に適した土地が見当たらないことである。保育園と相談しながら、完全な駐車場は無理としても、空いている適地があれば検討する。かなりの台数になると思われるので、全てを駐車することは無理と思うが、数台でも駐車する場所があれば、例えば0・1歳児を優先して駐車するなど、可能な範囲で検討させていただきたい。

www.city.nagano.nagano.jp

tu-ray-0g-0s1.hatenablog.com

 

上記に関連してこれも貼っておこう。長野県内の保育所、幼稚園について。公立か私立かは分からんが。

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