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しばらくかかりそ。サグラダファミリアより遅くなるかも。

衆院山口4区、2区、参院大分選挙区、自民新人当選確実

安倍昭恵氏「主人の志を継いで国政に」 山口4区・吉田氏当確で 
毎日新聞

2023/4/23 22:07(最終更新 4/23 23:57)

 23日投開票された、安倍晋三元首相の死去に伴う衆院山口4区(山口県下関市長門市)の補選は、自民党新人で元下関市議の吉田真次氏(38)=公明党推薦=が立憲民主党の新人で元参院議員の有田芳生(よしふ)氏(71)らを破り、初当選を確実にした。昨年7月に銃撃事件で亡くなった安倍氏の後継として「遺志を継ぐ」と訴え、安倍氏の妻昭恵氏と共に有権者を回って支持を固めた。

 

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 「安倍先生の無念さを晴らしたい。その思いや魂を皆で引き継いで実現していきたい。その気持ちで戦ってきた。今日は安倍先生に『皆の力を借りてよく頑張ったね。これからも古里のこと、日本のことを頼むよ』と言っていただけるのでは」。23日夜、旧安倍事務所を引き継いだ下関市の事務所で当選確実の一報を聞いた吉田氏は集まった支援者に感謝の言葉を述べた。昭恵氏も並んで深々と頭を下げ、「吉田さんが主人の志を継いで国政の場に出てくれるということに感謝の気持ちでいっぱいでした。皆様にはこれから吉田さんを立派な国会議員として育てていただきたい」と声を震わせた。


 吉田氏は下関市議を3期務め、昭恵氏から後継候補として推された。昨年末に立候補を表明し、準備を進めたが、4区全体での知名度不足が課題だった。安倍後援会の伊藤昭男会長も、憲法改正拉致問題の解決など安倍氏の政治信条を引き継ぐ人物として吉田氏を推したが、一部の後援会の動きは当初は鈍かった。

 

 吉田氏は昭恵氏と共にミニ集会や企業回りなどを繰り返し、後援会関係者にもあいさつを重ねた。告示された11日の出陣式には萩生田光一自民党政調会長安倍氏の元側近も駆けつけ、昭恵氏は「主人の後、この地域や国のために働いていただくため圧倒的な勝利で送り出してほしい」と訴えた。吉田氏は「美しく誇りある国へ」をキャッチフレーズに選挙戦を展開し、支持を固めた。


有田芳生氏、保守地盤崩せず


 下関市にある有田氏の事務所では、吉田氏の当選確実が報じられると支援者らが静まり返った。参院議員を2期務め、ジャーナリストとしても活動する有田氏は選挙戦で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と政治家の関係や安倍政権の経済政策「アベノミクス」の成果を問い、北朝鮮による拉致問題の解決なども訴えた。だが、保守地盤を切り崩すことはできなかった。

 有田氏は「負けはしたが、街宣車の周囲は熱狂があった。有権者は大きく手を振ってくれた。得票に結びつかなかったが、保守王国の強固な地盤は確実に溶け始めていると実感した。日本の政治を変えるきっかけになったと確信している」と述べた。【大坪菜々美、反田昌平、柳瀬成一郎】

 

mainichi.jp

 

衆院山口4区補欠選挙当選の吉田真次さん「安倍先生の無念晴らす」…「弔い選挙」印象づけ
読売新聞

4/24(月) 2:53配信

 衆参5補欠選挙統一地方選・後半戦の市区町村長選・市区町村議選が投開票された23日、当選者らは喜びの声を上げ、有権者の負託に応える決意を述べた。衆院千葉5区では、自民党の新人が立憲民主党の新人を振り切り、接戦を制した。衆院和歌山1区では、日本維新の会が自民との競り合いに勝利した。兵庫県芦屋市長選では26歳の新人が当選し、全国で最年少の市長が誕生する。

 

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 安倍晋三・元首相の死去に伴う衆院山口4区補選では、安倍氏の後継として立った自民新人の吉田真次さん(38)(公明推薦)が、立民新人の有田芳生(よしふ)さん(71)ら4人を破って初当選を飾った。

 

 「安倍先生の無念を晴らすためにも、この国を守るために政治の道を歩んでいく」。山口県下関市の事務所で当選確実の一報を受け、吉田さんは決意を語った。支えてきた安倍氏の妻・昭恵さん(60)も壇上で「主人の志を継いで国政の場に出ていってくれることに感謝の気持ちでいっぱい」と話すと、涙ぐんだ。

 

 選挙戦では、知名度不足が課題となる中、前面に立ったのが昭恵さんだった。吉田さんにぴたりと寄り添い、「主人の最後の選挙のつもりで戦っている」と呼びかけた。「弔い選挙」を印象づけ、安倍氏の支持層の取り込みに成功した。

 

www.yomiuri.co.jp

 

後継勝利で安倍氏後援会が解散へ 関係者「一つの時代が終わる」
毎日新聞

2023/4/24 05:30(最終更新 4/24 08:56)

 23日投開票された衆院山口4区補選は、昨年7月の銃撃事件で亡くなった安倍晋三元首相の後継で、自民党新人の元山口県下関市議、吉田真次氏(38)=公明党推薦=が初当選した。

 

 「安倍後援会としての役割は果たせた」。安倍晋三後援会の伊藤昭男会長(87)は23日夜、吉田氏の当選確実に沸いた事務所で報道陣にそう語り、安倍氏の死後も存続してきた後援会を今後、解散する考えを示した。後援会幹部の中には安倍氏の父晋太郎氏の代から30年以上にわたって安倍家の応援を続けてきた人もいる。後援会のメンバーからは「一つの時代が終わる」との声が漏れる。

 

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 自民党幹事長や外相などを務めた晋太郎氏が1991年に67歳で死去したことを受け、93年の衆院選で初当選したのが当時38歳だった次男の安倍晋三氏だった。以降、安倍氏は10回連続で当選を果たした。その活動を地元で支え続けたのが強固な後援会組織だった。

 

 安倍氏は2006~07年に首相を務めた後、12年12月には再び首相に返り咲き、20年9月まで連続在任日数が歴代最長となる長期政権を維持した。その一方で、世論が二分される政策を強硬に進める政治手法には批判も強かった。首相主催の「桜を見る会」に安倍氏の後援会関係者が多数招待されていたことが分かり、「会の私物化だ」と問題にもなった。

 

 安倍氏の死後、後援会には喪失感が漂い、メンバーからは「もう政治や選挙からは距離を置きたい。個人的に安倍さんの憲法改正などの思いを伝えていきたい」という声さえ漏れた。

 

 「吉田候補を国政の場に送り出すことが安倍後援会の最後の役割である」。3月5日、岸田文雄首相も参加して下関市で開かれた吉田氏陣営の「激励の集い」。あいさつに立った安倍後援会の伊藤会長は最後に結束して吉田氏を支援するよう促した。安倍氏の妻昭恵氏から強く推され、出馬を決意したのが吉田氏。伊藤会長は吉田氏の後援会長も兼任し、支援を呼び掛けて回った。

 

 「この安倍真次候補が……」。補選が告示された11日の吉田氏の出陣式では、マイクを持った伊藤会長が吉田氏の名前を言い間違える一幕もあった。会長を務めて約20年。これまで選挙の度に安倍氏の名前を連呼してきた。

 

 下関市では、今も安倍氏のポスターが張られている。晋太郎氏の代から応援している安倍後援会の幹部も、自身が経営する会社に安倍氏の写真を飾ったままだ。「安倍先生は大きな存在で、(後継の)吉田さんと比べることはできない」と言う一方で、安倍氏の初当選時と同じ38歳で国政選挙に立候補した吉田氏の姿を見ると、「若いころの安倍先生を思い出す」とも語る。

 

 「今後も吉田君を応援するが、私も高齢で選挙活動はこれで最後だと思う」。別の70代の後援会幹部はそう言う。“後継”として当選を果たした吉田氏が国政の場でどんな活動を展開し、次の衆院選に臨むのか。その真価が今後は問われる。【大坪菜々美】

 

mainichi.jp

 

衆院山口2区補選、岸信千世氏が当選確実 岸前防衛相の長男
毎日新聞

2023/4/23 23:00(最終更新 4/24 01:17) 911文字

 23日投開票された、岸信夫前防衛相の議員辞職に伴う衆院山口2区(山口県岩国市など)の補選は、岸氏の長男で自民党新人の岸信千世(のぶちよ)氏(31)=公明党推薦=が、無所属元職の元法相、平岡秀夫氏(69)との一騎打ちを制し、初当選を確実にした。信千世氏は父から組織やスタッフを引き継いで選挙戦に臨んだが、世襲などへの批判を受け「想定外の苦戦」(陣営関係者)を強いられた。

 

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 岩国市のホテルに設けられた会場に当選確実の一報が入ると、集まった国会議員や支援者らから大きな歓声が上がった。信千世氏は「応援していただいた皆さまの力のおかげ。『山口と日本の未来を創る』をテーマに選挙戦を戦ってきた。少子高齢化や人口減少、子育て世代の支援など日々の暮らしに関する政策をやっていきたい」と述べ、深々と頭を下げた。

 

 信千世氏は体調不良を理由に辞職した岸氏から後継指名を受けて臨んだ。地元での知名度は低く、「現場の声を国に届ける。父のように心に寄り添った政治をする」「若いからこそできることにしっかり取り組む」などと訴えた。

 

 県内の小選挙区が4から3に減る次期衆院選での自民党内の公認争いを念頭に「勝ち方が大切」(党関係者)との声もある中、陣営は岸氏が2021年衆院選で得た約11万票を上回る12万票の獲得を目標に設定した。だが、告示前の2月、自身のホームページに曽祖父となる岸信介氏ら3人の元首相が名を連ねる家系図を掲載。批判を受けて削除したが、世襲批判は根強く、組織の緩みも重なり選挙戦中盤には「接戦」と報じられた。茂木敏充自民党幹事長や安倍晋三元首相の妻昭恵氏の来援も受け、懸命に組織を引き締め、得票率約5ポイント差で逃げ切った。

 

 平岡氏は民主党政権で法相を務めた。現在も立憲民主党県連の顧問につくが、無所属で出馬し、草の根選挙を展開した。岩国市に米軍岩国基地、上関町に原発建設計画がある山口2区を「日本の政治の課題と問題の縮図だ」と強調。岸田文雄政権が進める反撃能力(敵基地攻撃能力)の保有原発関連政策などを批判した。自主投票とした立憲からは菅直人元首相らが来援し、共産党も自主的支援に回ったが、届かなかった。【堀菜菜子、大山典男】

 

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山口2区 岸氏が当選確実 元防衛相の長男 
産経新聞

2023/4/23 22:30
衆参5補欠選挙は23日、投開票され、衆院山口2区は自民党新人の元衆院議員秘書、岸信千世氏(31)=公明推薦=が、無所属元職の平岡秀夫氏(69)との一騎打ちを制し、初当選を確実にした。岸氏は前防衛相の信夫氏の長男。信夫氏の辞職に伴い立候補していた。

 

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岸氏は昨年7月に死去した安倍晋三元首相のおい。自身のホームページ(HP)に家系図を掲載したことが攻撃材料となり、世襲批判を浴びたが、防衛相秘書官の経験もあり、選挙戦では安全保障政策や少子化対策憲法改正に取り組む考えを訴えた。

 

平岡氏は旧民主党衆院議員として野田佳彦内閣で法相を務めたが、今回は無所属で出馬。菅直人元首相ら立憲民主党議員や共産党の応援も受けた。平岡氏は地元・岩国市出身で「敵基地攻撃能力を保有したら大変なことになる。日本が中国に攻撃したら、反撃が岩国にやってくる。(東京電力)福島第1原発事故と同じような事故が起きたら、瀬戸内海は死の海になる」などと訴えたが、及ばなかった。

 

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参院大分補選 自民・白坂氏が当選確実 
産経新聞

2023/4/24 00:24

衆参5補欠選挙は23日、投開票され、参院大分選挙区補欠選挙自民党新人で飲食店経営、白坂亜紀氏(56)=公明推薦=が、立憲民主党の元職、吉田忠智氏(67)=共産、社民支持=を破り、初当選を確実にした。9日に投開票された大分県知事選に立候補した野党系参院議員の辞職に伴う補選は、自民が議席を奪還する形となった。

 

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東京・銀座でクラブを経営する白坂氏は3月、公募で候補者に選ばれた。選挙戦では「女性が働きやすい環境をつくる」と主張。知名度不足はあったものの、岸田文雄首相(自民党総裁)や自民幹部の応援を受け、勢いに乗った。

 

吉田氏は令和元年の参院選比例代表自治労の支援を受けて社民枠で当選した後、2年の社民党分裂に伴い離党して立民に入ったため、地元の自治労が出馬に反対していた。社民には「裏切り者」とみなす向きもあった。

 

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