やり口がいかにも、と思う人は少なくないらしいのだが、
どうでしょうか、これを読んで腑に落ちる人はどれくらい、、、
千葉港で砂糖を輸入荷役の頭が言った「新浪さんの息子か」
この日も、瓶をぶら下げていく。すると、雨が落ちていても荷役の頭が「あんた、新浪さんの息子だろう。いいよ、やってやる」と言った。「新浪さん」とは、対岸の横浜港で荷役会社の会長だった父のことだ。港は違っても知っていて、それなりに敬ってくれる。海の男たちのつながりは、すごい。その後も、同じことが続く。砂糖部に約8年、自らに流れる「海の男の血」に感謝する日々だった。
藤木会長の父・藤木幸太郎氏は戦前、現在の広域指定暴力団「稲川会」埋地一家の初代総長を務めた人物でもある。港湾荷役とヤクザ組織は元来、切っても切れない関係にあったと言われており、こうした背景を考えると「火ぃ付ける」発言はいささか穏やかならぬものがある。
関係ないが、輸入小麦の港湾荷役の関係(?)で、日清製粉(舘林製粉)創業家に稲川会、石井進が出入りしていた云々との説も、、、
さすがに話が拡散しすぎるのでやめておこう。
以降、表題について。
俺は読解力はアレだし、行間を読むのもアレなので、文字数でカウントさせてもらいました。
(終戦直後から占領期を経て、テレビジョン放送の黎明期あたりまでしか、俺は追いかけたことがないんですが、、、
芸能界の昔からの暴力団的風潮については、多くの人が納得、さもありなんと思っているのでは。
おれも上記の時代背景と流れくらいしか知らないが、それを前提として踏まえれば、そのようにしか理解できないし、それ以外には理解できない。
別の言い方をすれば、ジャニーズのみを批判しても何ら解決を見ることはなく、次のジャニーズが出てきて同じことを繰り返すだけなのでは、それくらいには思うわな。
おそらくは(今現在と何ら変わらぬ)メディア/代理店と、(こちらも同様の)いわゆるスポンサーとの共犯関係の下において。
それが国内資本なのか、国境を越えた外国資本になるのか、俺は知らんけど。
テレビそのものが、今のままの形態で推移する、、、などと思っている人は、おそらくは皆無ではあるんだろうが。
・マスメディア批判?:391マス(60マス、190マス、141マス)
・ジャニーズ批判?:327マス(89マス、171マス、67マス)
・風評被害への危惧?:205マス
・芸能界の昔からの暴力団的風潮:112マス
・自己批判?:80マス
【倉本 聰:富良野風話】ジャニーズ事件
89マス、ジャニーズ批判か?
ジャニーズの問題が遂に、というか漸く表沙汰になった。かなり前、そう10年、20年ではすまない昔から僕らの業界では当たり前のように知られていた話だが、漸く断罪される時が来たらしい。
171マス、ジャニーズ批判か?
何年前だったか、ある売り出しの女優を番組に起用しようとしたら、テレビ局から待ったがかかった。その女優がジャニーズのタレントと一寸トラブッたことがあったらしく、その女優を使うなら今後おたくの局から全ジャニーズ関連のタレントを引き揚げると脅されて、だからその女優は使えないのだと申し訳なさそうに局から言われた。その横暴さに啞然としたことがある。
112マス、芸能界の昔からの暴力団的風潮
芸能界には昔からそういう暴力団的風潮があって、いくつかの大手プロダクションには逆らえないという都市伝説的奇怪な掟がある。何度か敢えてそういう掟に、無鉄砲に逆らってケンカしたことがあったが、そこへ今回のジャニーズ事件である。
80マス、自己批判か?
永年耐えに耐えた告発者の勇気には大きな拍手を送るものだが、さすがにここまでの真実を知らされると、永年この世界のはじっこにいたものとして自分の無知がくやまれる。
67マス、ジャニーズ批判か?
でも、いつも送ってくるテレビ雑誌は、半分ジャニーズのPR誌の如き様相で、中身の半分はジャニーズのグラビア。どうなってるンだと年中思い、
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だが新聞をとっていない山奥暮らしの身には、これがないと番組表が判らない。
60マス、マスメディア批判か?
そこで思うのは、このジャニーズという怪物企業と日本のマスメディアの関係である。一体このつながりは何処から始まったのか。
190マス、マスメディア批判か?
ジャニーズの力を恐れているのは、関連マスコミの現場であるのか。それともマスコミのトップであるのか。そこのところが非常に知りたい。現場であるなら彼らは当然ジャニー氏の犯罪に気づいていた筈だし、気づいて永年見て見ぬふりをして来たのなら彼らも一種の共犯者である。いや、もしかしたらそういう風評を、多少とも耳にしたことのある僕ら外部の関連者も知らぬ間に共犯者になっていたのかもしれない。
141マス、マスメディア批判か?
そしてマスコミのトップに立つ者は、もちろん当然共犯者の一人だ。しかもそれがマスコミというものの経済基盤を支えるために、利益を得るために黙っていたのだというならば、報道というものは何とも情けない。彼らは犯罪の実体を知りながら、儲けるために見て見ぬフリをしつづけて来たわけなのだから。
205マス、風評被害
ジャニーズにも、只見てくれが良いから、ミスター・ジャニーの犠牲になって売れたという者ばかりではあるまい。才能があって世に出たものは少なからずいる筈である。だが、ここまで事件が喧伝されると、あいつもヒョッとしてもしかすると、と、あらぬ色眼鏡で見られてしまうこともあるだろう。これは理不尽な風評被害である。ジャニーズのタレントは、これからそういう世の不条理に向き合うことになる。ミスター・ジャニーも罪作りである。