艤装してます

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しばらくかかりそ。サグラダファミリアより遅くなるかも。

狂う計画(正常な計画が狂う)ではなく、計画それ自体が狂気の沙汰


ダイヤモンド誌によれば、築地市場がこれまでどおり存続しても、2020五輪には何の影響もないみたいだね。

(選手・役員の移送ではなく、デポをつくること(=築地市場を潰すこと)こそが目的のような文面)



豊洲の工事が終わらなければ築地も解体できずに狂う計画

 とにかく、築地から豊洲に中央卸売市場の機能を早期に移さなければ、五輪に向けた都の計画は大きく狂ってしまう。

 計画では、豊洲への移転後に、現在使用されている築地市場を解体。ここに五輪開催中、晴海の選手村と、各競技の会場間で選手や関係者を輸送する車両の拠点で、駐車場の役割を果たす「デポ」を設ける予定だ。

 デポ設置のためには、現在計画されている18年7月に追加工事の完了→9月に小池知事が事実上の「安全宣言」→10月に豊洲市場が開場、との既定路線が完遂されなければ間に合わない。

 しかし、そもそも入札不調によって、豊洲の工事が予定通りに終わる可能性は揺らいでいるし、もし工事ができたとしても、地下水や汚染物質を抑えられるかどうかは、そもそも分からない。

 その結果、築地を予定通りに解体できずスケジュールが崩れれば、新たにデポの用地として十数ヘクタールの土地を確保する必要がある。

 さらに、選手らの主要な輸送路となる環状2号は、五輪前のトンネル区間の開通を見送り、地上部分のみを使うとしたことで、本来の計画より輸送能力が限られ、選手らのスムーズな輸送に対する懸念はすでにある。ここでも築地市場の解体が遅れれば、地上部分の開通さえ危うくなるのだ。

 つまり、豊洲の遅れがまるでドミノ倒しのように、五輪の計画を崩壊させてしまいかねないと言えるのだ。





赤丸:虎ノ門ヒルズ
赤線:環状二号線(供用済み)、紫線:環状二号線ルート(地上路線のみ)、
青線は外堀通り

イメージ 1



上記を踏まえて、ヘリテッジ・ゾーン各会場へのルートを
 ①選手村を起点、
 ②築地市場青果門付近を起点、
 ③供用済みの環状二号線トンネル出入口(新橋駅付近)を起点
 ③訂正:環二と第一京浜が交差する手前を起点(ルート結果が変動するため)

で検索すると、


國技館
①選手村を起点、
イメージ 2
赤線の環二は関係なし。選択肢に上らず。

築地市場青果門付近を起点、
イメージ 3
赤線の環二は関係なし。選択肢に上らず。

③訂正:環二、第一京浜が交差する手前を起点(新橋駅付近)
イメージ 13
赤線の環二は関係なし。選択肢に上らず。
(まぁ選手村からの位置関係を考えれば)



①選手村を起点、
イメージ 4
赤線の環二は関係なし。選択肢に上らず。

築地市場青果門付近を起点、
イメージ 5
赤線の環二は関係なし。選択肢に上らず。

③訂正:環二、第一京浜が交差する手前を起点(新橋駅付近)
イメージ 14
選手村からここまで出てくれば上記の通り



①選手村を起点、
イメージ 6
赤線の環二は関係なし。選択肢に上らず。

築地市場青果門付近を起点、
イメージ 7
赤線の環二は関係なし。選択肢に上らず。

③訂正:環二、第一京浜が交差する手前を起点(新橋駅付近)
イメージ 15
選手村からここまで出てきてもすぐに右折
(これも選手村からの位置関係だよねぇ)



国立代々木競技場
①選手村を起点、
イメージ 8
赤線の環二は関係なし。選択肢に上らず。

築地市場青果門付近を起点、
イメージ 9
赤線の環二は関係なし。選択肢に上らず。

③訂正:環二、第一京浜が交差する手前を起点(新橋駅付近)
イメージ 16
選手村からここまで出てくれば、上記の通り。



新国立競技場(東京体育館
①選手村を起点、
イメージ 10
赤線の環二は関係なし。選択肢に上らず。

築地市場青果門付近を起点、
イメージ 11
赤線の環二は関係なし。選択肢に上らず。

③訂正:環二、第一京浜が交差する手前を起点(新橋駅付近)
イメージ 17
選手村からここまで出てくれば上記の通りなのだが‥、

べつに環二でなくても、外堀通りやその他ルートへ接続すればいいだけなので、
(選手・役員の移送に関しては)わざわざここまで出てくる必要はあるのかという‥。



もう一度、ダイヤモンド誌の記事

 さらに、選手らの主要な輸送路となる環状2号は、五輪前のトンネル区間の開通を見送り、地上部分のみを使うとしたことで、本来の計画より輸送能力が限られ、選手らのスムーズな輸送に対する懸念はすでにある。ここでも築地市場の解体が遅れれば、地上部分の開通さえ危うくなるのだ。

 つまり、豊洲の遅れがまるでドミノ倒しのように、五輪の計画を崩壊させてしまいかねないと言えるのだ。



以前の書き込みでは下記のとおり書いてたんですけどね。

開会式、閉会式を除外すれば、
環状二号線を(わざわざ)利用することで
選手・役員の移送が短縮される可能性があるのは、
ヘリテッジゾーンとされる下記わずか7会場のみ、なのだが‥、

陸上競技(新国立競技場)
・卓球(東京体育館
ハンドボール(国立代々木体育館)

・柔道、空手(日本武道館)、
・ボクシング(両国国技館
自転車競技(ロード・レース)(皇居外苑

選手村の位置からして(確認するまでもなく)距離的・時間的に遠回りになりそうな会場が(以下略


(ルート検索の結果が変動することを考慮に入れても)、
選手・役員の競技会場への移送に関しては、ダイヤモンド誌が書くような
豊洲の遅れがまるでドミノ倒しのように、五輪の計画を崩壊させてしまいかねないと言えるのだ” 
なんてことは無いと思うけどねぇ。



競技会場としては上記の通りなんだが、開会式・閉会式会場としても環状二号線(築地市場敷地内)それ1本で本当に閉じるのか大いに疑問のあるところ‥。他のルートも勘案した方がいいんじゃないかと思わんでもない。その辺は詳しい人に聞いてみたいものではある。

都設置の築地再開発検討会議とやらには、交通工学が専門の人も入っているそうな。しっかりマッキンゼーも潜り込んでやがるし。
教育・研究活動状況
1)都市開発事業の歴史・理論・制度・効果に関する幅広い研究
2)都市交通システム・都市交通施設計画・交通施設整備プロジェクトの歴史・理論・制度・効果に関する幅広い研究 
研究分野 (公開件数:1件)
交通工学・国土計画 


ダイヤモンド誌の伝える通り、新たなデポの用地が十数ヘクタールですむなら、江東区内にいくらでも(都立公園)用地があるわけで。
(うそ、おおげさ、まぎらわしいのモリモト組織委員会による大本営発表を考慮すればもっと少なくていいかもしれない。)

(以前の書き込みより)

江東区内の都立公園
・ 43.3ha 夢の島公園
・ 24.8ha 大島小松川公園
・ 24.1ha 木場公園
・ 14.5ha 猿江恩賜公園
・ 10.3ha 亀戸中央公園
・ 13.2ha 東京臨海広域防災公園国営公園と併設)←メディアの拠点の真向かい

築地市場は面積約23ヘクタール


それはそうとして、明治神宮第二球場を駐車場にする計画=高校野球予選の中止話は、いったいどうなったんだ?

秩父宮ラグビー場も(駐車場を名目に)潰すとかぬかしていたはず。
俺は高松宮邸の破壊工作、もしくはあからさまな簒奪・乗っ取り・私物化と連動してんじゃないかと勘ぐっているけれど)



山手線の1周がおよそ1時間なのは有名な話らしいが、ラッシュ時の最大本数は外回りが25本、内回りが24本で、合計49本と書かれているのな。本当かどうかは知らないし、湾岸エリアの周回バスの最大本数はもっと知らないが。
とはいえ、(開会式・閉会式含め)1,000台、2,000台のバスが本当に路上へ出走したらどうなるんだろうという気は‥。

イメージ 12
(以前の書き込み。会場を適当に打ち込んだだけなので周回時間は参考程度に)
注:葛西臨海公園、大井ホッケー競技場、海の森水上競技場、海の森クロスカントリーコースを除く。

湾岸エリアの会場
有明アリーナ(江東区)、有明BMXコース(江東区)、有明体操競技場(江東区)、有明テニスの森公園江東区)、夢の島公園江東区)、アクアティクス・センター(江東区)、東京辰巳国際水泳場江東区)、青海アーバンスポーツ会場(江東区
海の森クロスカントリーコース(未確定)、海の森水上競技場(未確定)、
お台場海浜公園(港区)、
潮風公園(品川区)、大井ふ頭中央海浜公園(品川区)、
葛西臨海公園隣接都有地(江戸川区)、


あ~、当然ながら、モリモト組織委員会とIOCの移送は”全く”考慮してませんので。あしからず。

wikiには、”虎ノ門ヒルズ(2014年竣工、環状第二号線との一体プロジェクト)”と書かれてんのな。まぁ確かに。
今後、”環二が~”というときは、”虎ノ門ヒルズと一体プロジェクトの環二が~”といってもらえば、モリモト組織委員会に騙されることも少なくなるかもしれない。