”国の対応が失敗” との見出し。
www.chibanippo.co.jp
以下、“国の事務連絡が失敗だろう” との俺の書き込み。
アビガン(一般名:ファビピラビル)に係る観察研究の概要及び同研究に使用するための医薬品の提供についての事務連絡は、それぞれ別添付きで下記の5つあるらしい。
令和2年4月27日付(1)、同年5月4日付(2)、同年5月15日付(3)、同年8月17日付(4)、
自治体・医療機関向けの情報一覧(事務連絡等)(新型コロナウイルス感染症)2020年|厚生労働省
令和3年4月27日付(5)(最新)
自治体・医療機関向けの情報一覧(事務連絡等)(新型コロナウイルス感染症)2021年|厚生労働省
このうち 、当該事務連絡の4番目と5番目(最新)を比較。
4番目の令和2年 8月17日付の別添から
” 医療機関の要件”を、
https://www.mhlw.go.jp/content/000659872.pdf
5番目(最新)の令和3年4月27日付から
“(参考)今回の事務連絡における主な変更点 ”を貼付。
https://www.mhlw.go.jp/content/000773800.pdf
下記、4番目の令和2年 8月17日付別添から、 医療機関の要件、および問い合わせ先を。
この時点では自宅および療養施設、それらへの制限は特にみられない。
https://www.mhlw.go.jp/content/000659872.pdf
次に、 5番目(最新)の令和3年4月27日付から
“(参考)今回の事務連絡における主な変更点 ”を。
(略)
https://www.mhlw.go.jp/content/000773800.pdf
確かに上記、主な変更点の通り、5番目(最新)令和3年4月27日付別添の「問い合わせ先」は、
⬛ 研究に関すること、
⬛ その他、薬剤の提供等に関すること、
等々変更されてはいるのだが、
https://www.mhlw.go.jp/content/000773801.pdf
ところが、ところがである。
上記、5番目(最新)の ”主な変更点” には記載されていないにも関わらず、とんでもない変更が、5番目(最新)の別添、医療機関の要件に潜り込んでいた。
https://www.mhlw.go.jp/content/000773801.pdf
なぜ、このような医療提供側、国民の側を問わず、極めて大きな影響を与えうるもの、大問題といっても過言ではないものが、主な変更点として記載すらされず、広く周知徹底もされないのか?
意図的なものか否かはともかく、明らかに国側、事務連絡の失敗ではないのか?
続けて、読売によるアビガンと作用機序を同じくするメルク:モルヌピラビルの記事を。
2021/12/03の記事では記載されていた、
・ 自宅などで1日2回、5日間服用
・ 患者自身が自宅で服用でき、医療機関の負担軽減につながる可能性
等々の文言が、2021/12/15の記事ではゴッソリ抜け落ちている。
www.yomiuri.co.jp
コロナ飲み薬「モルヌピラビル」、年内にも特例承認へ
2021/12/15 20:14
米メルクが開発した新型コロナウイルス感染症の飲み薬「モルヌピラビル」について、厚生労働省は24日にも専門家部会を開き、承認の可否を審議する方針を決めた。年内にも特例承認される見通しで、承認されれば、国内で初めての新型コロナの飲み薬となる。
モルヌピラビルは、軽症から中等症が対象で、発症から5日以内に服用することで重症化を防ぐ。妊婦への使用は推奨されていない。重症化リスクの高い人を対象とする臨床試験では入院・死亡リスクを約30%下げる効果があったという。
英国では11月に承認された。米国でも食品医薬品局(FDA)の諮問委員会が緊急使用を認めるよう勧告しており、近く承認の可否を判断する見通しだ。
www.yomiuri.co.jp
コロナ飲み薬「モルヌピラビル」、オミクロン株にも有効な可能性…今月中に特例承認へ
2021/12/03 21:24
新型コロナ
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米製薬大手メルクの日本法人MSDは3日、新型コロナウイルス感染症を治療する飲み薬「モルヌピラビル」について、厚生労働省に製造販売承認を申請した。新たな変異株「オミクロン株」にも有効である可能性が高いとしている。
MSDは手続きを迅速化する特例措置を求めている。今月中に厚労省の専門家部会で審議され、特例承認される見通しで、軽症者向けとして国内初の飲み薬となる可能性がある。
モルヌピラビルは、発症早期の軽症から中等症の患者が服用することで、ウイルスの増殖を抑えて重症化を防ぐ飲み薬だ。自宅などで1日2回、5日間服用するもので、重症化リスクの高い人を対象とする臨床試験では入院・死亡するリスクを約30%下げる効果があった。
英国では既に承認され、米国でも食品医薬品局(FDA)の諮問委員会が緊急使用を認めるよう勧告している。日本政府は160万回分の供給をMSDと約12億ドル(約1350億円)で契約している。このうち20万回分は、年内に供給される計画だ。
国内では、新型コロナの患者に対し、「抗体カクテル療法」と呼ばれる中外製薬の抗体医薬「ロナプリーブ」など、主に5種類の薬が使われている。
軽症から中等症の患者に使える薬は、ロナプリーブなど2種類あるが、いずれも医師や看護師による点滴や注射での投与が必要だ。モルヌピラビルが実用化されれば、患者自身が自宅で服用でき、医療機関の負担軽減につながる可能性がある。