2021年8月4日 13:14
東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は4日、ギリシャのアーティスティックスイミングのチームに所属する選手と関係者12人のうち5人が3日までに新型コロナウイルス検査で陽性となり、他の7人も含めて隔離措置として選手村外の施設に移ったと明らかにした。
組織委は「クラスター(感染者集団)と言わざるを得ない」との認識を示した。
陽性となった5人はいずれも入院はしていない。うち4人が選手。3日の「デュエット」を欠場、6日からの「チーム」にも出られなくなった。チーム自体が競技を欠場するのは今大会では初めてになる。
残りの7人については組織委側から村外での隔離措置を求め、最終的に何人が濃厚接触者にあたるか調査を進めているという。ギリシャ・オリンピック委員会によると、陽性者らは同国の他競技の選手とは接触していない。
組織委は4日、大会関連で選手4人を含む29人が新たに検査で陽性になったと発表した。大会関連の陽性者は7月1日以降で累計327人となった。
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選手生命を、アスリート生命を大切に、と言う他ない。
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