謹んで哀悼の意を表します。
長谷川町子さんの先例もあるとは聞きますが、基準がちょっとよく分からないやね。
海外では、日本国内での999が先か、ヤマトが先か、みたいな印象とは、随分違うそうな。
1978年の放送当時、フランスでは最高視聴率70%という驚異的な記録を残し、今なお「アルバトール世代」と呼ばれる熱狂的なファン達がたくさんいるんです。
ちなみにフランスではキャプテンハーロックではなく、「キャプテンアルバトール」という名前に変更されているんです。
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フランス(ベルギー)の人気マンガ&アニメ「タンタンの冒険」の主要キャラの「ハドック船長」と名前が似ていたからだそうです。
たしかに、見た目は髭モジャの筋肉質で、酒癖が悪く毒舌なハドック船長と一緒にされたらハーロックがかわいそうです(笑)
2013年にはフルCGアニメのキャプテンハーロックの映画が公開されます。日本のアニメ映画としては破格の30億円の制作費をかけた超大作で、マスコミからは赤字が心配されたようです。事実、日本での興行成績は5億円と散々たる結果でした。
一方、フランスとイタリアで映画が公開されますが、こちらは記録的な大ヒットだったんです。2014年1月末までの速報値で両国合わせた興行成績は約15億円、観客動員数も130万人を超えたんです。
両国での日本映画の記録も更新しているんです。また、他の国からもオファーが殺到し、最終的に70ヶ国への配給が決まったそうです。
キャプテンハーロックの作品に対しては世界中から多くの賞賛のコメントが寄せられています。
【パリ時事】日本漫画のファンが多いフランスでは20日、漫画家の松本零士さんが死去したことを大手メディアが大きく取り上げた。
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ルモンド紙(電子版)は「アルバトール(「宇宙海賊キャプテンハーロック」)のクリエーター死去」と報道。松本さんを「日本漫画の世界的スターにして、スペースオペラ(宇宙活劇)の指揮者」とたたえた。
ハーロックはフランスで広く親しまれている日本のアニメ作品の一つ。AFP通信は松本さんを「日本の漫画・アニメの伝説」と紹介した。
松本零士氏の訃報に接しフランス大使館は悲しみを深くしています。2012年にはフランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。Daft PunkとのコラボやJapan Expo出演など、熱狂的な人気を誇りました。人間の本質を描いた繊細で壮大な作品は、これからも我々の心に生き続けます。ご冥福をお祈りいたします。 pic.twitter.com/FAoo60y6FP
— フランス大使館🇫🇷🇪🇺 (@ambafrancejp_jp) 2023年2月20日
松本零士先生のご訃報に接し、謹んで哀悼の意を表します。
— JAXA(宇宙航空研究開発機構) (@JAXA_jp) 2023年2月20日
日本の宇宙事業に対し数えきれないご助言を賜り、感謝してもしきれません。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。 https://t.co/o87AIDj7mv