艤装してます

艤装してます

しばらくかかりそ。サグラダファミリアより遅くなるかも。

立大・上野裕一郎監督を解任 14日箱根予選会直前に

立大・上野裕一郎監督を解任 14日箱根予選会直前に…

大学全体への悪影響を問題視

スポーツ報知、10/12(木) 5:00配信

 

 今年1月の第99回箱根駅伝で立大を史上最長ブランクの55年ぶりの復活出場に導いた上野裕一郎監督(38)が、不適切な行動を取ったとして大学から解任されたことが11日、分かった。第100回箱根駅伝予選会(14日、東京・立川市)にチームは予定通り出場する。原田昭夫総監督(68)、あるいは林英明コーチ(44)が暫定監督として指揮する見込み。

 

 2年連続29回目の本戦出場を目指して挑む予選会の直前、立大駅伝チームに大きなトラブルが発覚した。上野監督は不適切な行動について週刊誌の取材を受けたことを大学に報告。大学は10日付で謹慎を命じ、上野監督は埼玉・新座市にある選手寮を退去し、チームから離脱した。大学は協議を重ね、チーム、部員の保護者、選手を送り出す高校、または大学全体、一般学生など各所に悪影響が及ぶことを問題視し、上野監督の解任を決めた。大学は「このような状況となり、深く反省しています。箱根予選会に向けて選手が力を最大限に発揮できるようにサポートしてまいります」とコメントした。

 

 立大は18年に男子駅伝チームの本格的な強化を開始。中大やエスビー食品などで活躍した上野監督を招へいした。「日本一速い監督」の異名を持つ指揮官は選手と一緒に走る独自の指導スタイルでチームを強化。昨年の予選会で6位通過し、出場を果たした。本戦では18位と苦戦したが、経験を積んだチームは成長。今季は予選会上位通過、本戦では史上最長の62年ぶりのシード権(10位以内)をチームの目標に掲げている。上野監督は飛躍の立役者だったが、今回の軽率な行動によって功績は霧散してしまった。

 

 今回の予選会は、全国から大学が参加し、ハーフマラソン10人の合計タイムで13枠の本戦出場権を争う。ただでさえ過酷で重圧がかかる立川の戦いに立大は厳しいチーム状況で臨む。

 

 ◆上野 裕一郎(うえの・ゆういちろう)1985年7月29日、長野・佐久市生まれ。38歳。佐久長聖高入学後、陸上を始め、3年時に1万メートル28分27秒39の日本高校記録(当時)をマーク。2004年、中大に入学。箱根駅伝は1年1区19位、2年3区3位、3年3区1位、4年3区2位。08年に入社したエスビー食品の廃部で、13年にDeNAに移籍。18年12月に立大監督就任。181センチ、61キロ。既婚。

 

 ◆立大 1920年に陸上競技部創部。箱根駅伝には34年に初出場し、57年に最高の3位。68年を最後に箱根路から遠ざかっていたが、2023年に大会史上最長ブランクとなる55年ぶりの復活出場を果たした。出雲駅伝、全日本大学はともに出場経験なし。タスキの色は江戸紫。陸上部OBは36年ベルリン五輪800メートル代表の青地球磨男氏、16年リオ五輪、21年東京五輪で女子競歩代表の岡田久美子ら。 

 

hochi.news