艤装してます

艤装してます

しばらくかかりそ。サグラダファミリアより遅くなるかも。

今村、藤田容疑者 強制送還、残る渡辺、小島容疑者 9日にも送還

強制送還の2容疑者、「かけ子」のリーダーと勧誘役か 本格捜査へ
2/7(火) 21:25配信

 全国で相次ぐ広域強盗事件で指示役だった「ルフィ」と名乗る人物の可能性がある日本人4人のうち、フィリピンから日本に強制送還された今村磨人(38)、藤田聖也(38)両容疑者を警視庁捜査2課は7日、特殊詐欺事件に関与したとする窃盗容疑で逮捕した。現地に残る渡辺優樹(38)、小島智信(45)両容疑者も8日に強制送還される予定で、警視庁は捜査員数人を7日に追加派遣した。

 

    記事詳細へ

 

 今村、藤田両容疑者の逮捕容疑は2019年に東京都内の女性らにうその電話をかけ、キャッシュカードを盗んだなどとしている。同課によると、2人は渡辺容疑者をトップとするフィリピンを拠点とした特殊詐欺グループのメンバー。今村容疑者は詐欺電話をかける「かけ子」のリーダー、藤田容疑者はかけ子らの勧誘役だったとみられる。グループの被害総額は全国で60億円以上に上る。同課は2人の認否を明らかにしていない。

 

 今村容疑者は20年3月、藤田容疑者は21年2月に現地当局に身柄を拘束され、入管施設で収容が続いていた。警視庁は今後、フィリピン当局が押収した4人の携帯電話やタブレット端末など計15台を解析するなどし、特殊詐欺事件とともに、強盗事件への関与についても捜査を進める。【林田奈々、遠藤龍】

 

 

 

9日にも残り2人を移送へ 警視庁、送還済み2人の認否「差し控え」
2023年2月7日 21時18分

 フィリピンを拠点とする特殊詐欺グループに関わった疑いがあるとして、警視庁は7日、今村磨人(きよと)容疑者(38)と藤田聖也(としや)容疑者(38)の2人を窃盗容疑で逮捕し、発表した。滞在先のフィリピンから引き渡しを受け、日本に移送する航空機内で逮捕状を執行した。グループのリーダー格とされる渡辺優樹容疑者(38)と小島智信容疑者(45)は9日にも送還される見通しだ。

 

    記事詳細へ

 

 グループによる被害は全国で60億円以上に上るとされる。2019年11月にフィリピン国内の拠点の一つが現地当局に摘発されて電話役の36人が拘束された。前後して4人にも逮捕状が出ていたが、摘発を免れたメンバーだったとみられ、日本側が引き渡しを求めていた。

 

 2人の逮捕容疑は、警察官や金融庁職員を名乗るなどして、それぞれ19年に東京都内の男女からキャッシュカードをだまし取るなどした特殊詐欺事件にグループの幹部として関わったというもの。同庁は2人の認否について「共犯事件につき差し控える」と説明している。


 容疑者らのグループは、闇バイトで募集した電話役やキャッシュカードの受け取り役らに実行させるというのが主な手口だったとされる。すでに逮捕している実行役らの供述などから4人の関与が浮上していた。警視庁はまず、特殊詐欺事件について本格的な取り調べを進める。

 

 さらに、4人は昨年から各地で相次いだ強盗事件への関与も疑われている。これらの事件では、匿名性の高い通信アプリ「テレグラム」で「ルフィ」や「キム」と名乗る人物が指示していたとされる。警視庁は4人に「ルフィ」「キム」がいるとみて、4人が収容中に使っていた携帯電話とタブレット端末計約15台をフィリピン側から引き受けて捜査する。

 

 渡辺容疑者ら4人はいずれも滞在先のフィリピンで同じ入管施設に収容されていた。逮捕状を取得していた警視庁は4人の引き渡しを求めてきたが、フィリピン側はまず、国内で続いていた裁判の公訴が棄却されたとして今村、藤田両容疑者の送還を決定。残る渡辺、小島容疑者の2人についても公訴が7日に棄却されたため、この2人の強制退去も決まり、9日にも日本へ移送されることになるという。

www.asahi.com

 

 

さらに上の"首謀者"は誰か フィリピンからSNS指示…連続強盗ルフィ―「指示役」4人中の2人帰国逮捕
2/7(火) 19:19配信

日本全国で相次ぐ強盗事件で、「ルフィー」を名乗り「指示役」として、フィリピンの収容所の中からスマートフォンを使って「実行犯」に指示を送っていたとみられる4人の男。 
このうちフィリピンの収容所に拘束されている2人が、7日強制送還され逮捕されました。また、残りの容疑者2人の強制送還についても動きがありました。フィリピンで取材を続ける森雅章記者の報告です。

 

    記事詳細へ

 

関西テレビ 森雅章記者)
はい、告訴がなくなったことを受け、午後の記者会見でレムリヤ法相は満足げな表情を浮かべていました。元妻から、女性と子どもに対する暴力で告訴されていた渡辺優樹容疑者と小島智信容疑者について、マニラの裁判所は告訴を棄却したため、これで2人の強制送還に関する障害はなくなりました。

レムリヤ法相は残る2人を8日に強制送還する方針で、これが実現すれば4人全員が日本に戻ることになります。午後の会見では「ルフィは日本に帰ることになった」と述べました。

 

渡辺優樹容疑者は現在、VIPルームから小さな部屋に隔離されているという事で、小島智信容疑者も隔離されているということです。


(新実キャスター)
少し時間はかかりましたが、結局4人は日本に強制送還されることになりました。今後、日本の捜査当局による捜査や取り調べが始まるわけですが、いま取り沙汰されているのは、東京での強盗殺人や京都の貴金属店が襲われた強盗事件など14件に対する指示です。

 

「テレグラム」という情報が自動消滅するSNSを通じて指示は行われていたとされています。これに収容所で使っていたとみられる携帯電話24台が押収されていまして、これが恐らく日本の捜査当局が解析することになっていく訳で、最終的に4人はどんな罪に問われるのでしょうか?

 

(萩谷麻衣子弁護士)
指示をした4人が、強盗殺人・強盗致傷に問えるのか…ということになってくると思います。この4人は指示をしただけで強盗の現場にいなかったとしても、現場の実行犯と協力して犯行したと評価できれば「共同正犯」(複数人が共同して犯罪を実行すること)として扱えます。

 

(新実キャスター)
テレグラムの解析は結構大事ですか?

 

(萩谷麻衣子弁護士)
とても大事です。やはり共同正犯のうちでも、犯罪全体を構成して指示をした人間というのが一番やはり罪としては重い。犯罪組織の頂点にいる、その指示役が誰であったかを特定するのが今後重要で、そのためには「お金の流れ」ですね。誰が一番奪ったお金を吸い上げていたのか、そこの非常に重要になってくるかなと思います。

 

(新実キャスター)
お金の流れが見えれば、関与が立証できるということになってくる?

 

(萩谷麻衣子弁護士)
そうですね、やはり一番重要な主犯格にお金が流れるはずです。だから誰がお金を吸い上げていたのか?そのためにこの犯罪を誰が行っていたのか?そこが重要だと思います。

 

(新実キャスター)
4人に対する取り調べの「その先」に描いているものですよね。

 

(神崎博デスク)
その通りです。4人に対する取り調べのその先に警察が描いているもの、これは捜査を担当する警察幹部の言葉なんですけど「捜査の本丸は”首魁”の検挙」です。
首魁と言っても聞きなれない言葉だと思うんですけど、要は「首謀者」のことです。

 

(神崎博デスク)
 今回のような犯罪は組織がピラミッド型になっていまして、今回の4人の「指示役」も「実行役」の上にはあるけれども頂点ではない。一番頂点にいるこの首謀者…そこまでたどり着くのがこの捜査の一番の終結点だということです。

 

 今回は、その(押収した)スマートフォンの情報の解析はもちろん、「指示役」は「実行犯」に指示はするのは当然なんですけど、同時に上からも何らかの指示・やり取りをしているはずです。スマートフォンの解析によって、一番頂点にいる首魁にたどり着くのが、警察として今回の組織全体をつぶすという狙いになります。

 

(新実キャスター)
 この4人が犯罪組織のトップじゃないということですね。この4人に対して、さらに指示をしている人間がいて、それを「首魁」と呼ぶわけですね。

 

 さらなる犯罪抑止のために重要になる残る2人、渡辺容疑者と小島容疑者の強制送還も8日行われるのではないかという事で、注目していきたいと思います。

www.fnn.jp