ただ、それをするにしても、海外メディアが奇跡と報じるほどの歴史的な事例なのだから、乗員および協力した乗客に対するリスペクトや敬意、称賛がもう少しあってもいいのでは、とは思いますわな。
普通の事例、当たり前の事例、やれと言われてできるような事例ではないものと。
旅客機側限定ながら、今回は奇跡的に人命の犠牲が無かったが故に、ペットにまで目線を、視点を移す(あるいは移動させる)心的余裕ができたのでしょう。
(他方、海保機側は大変痛ましいことになってしまったのだが。)
これは言ってはいけないことかもしれないが、ほぼ同時期に発生した別の巨大災害で同じことを言ったらどうなるか、どのように受け取られるか、言えるような空気、雰囲気はあるんだろうか、と。
煙に巻かれ、炎が迫ってくる機内において、命がけで避難している乗客、命がけで避難誘導している乗員の中に、ケージに入った(生きた)犬猫がいたら、あるいはケージから逃げ出した(生存反応を示す)犬猫がいたらどうなるか、みたいな絵図、絵柄は、ちょっと想像するだけでも背筋が寒くなりますわな。
詳しく知らんが、この手の派生問題は、それについての考察はあるんでしょうか。
(個人的には犬も猫も嫌いなわけではないです。人並程度だと思います。たぶん。)
(追記、自動運転/無人運転にはすでに組み込んでそうですわな。ほぼほぼ間違いなく。)