日本は立憲君主制に分類される(され得る)国なのだから、一概にVIPルームそれ自体を否定するものではないが、
直近の五輪は幸か不幸か、共産圏の北京と、立憲君主国の英国ロンドンで開催されている以上、それらを指標として検証が為されるのは当然の話。
工期やコストが厳しいはずの状況下で、共産圏の北京より、立憲君主国のロンドンより、延床面積、内装、コストその他で、さらに豪華、さらに豪勢ということになれば‥。
甲子園(訂正後)や東京ドームの”グラウンド部分”が1万3000平米。
VIP席か、V,VIP席か分からないが、本当に 1万7000平米なら、それらより広いことになる。
繰り返すが、工期がコスト(財源)がと言いながら、いったいなにを造ってんのやら。
VIPルームの話だけでなく、選手の利用スペースも免罪符にもってきそうなので、
新国立(陸上、サッカー、ラグビー)以外、他の国内施設における別種目の選手利用スペース、延床面積の比較も必要なんでしょうな。
以前も書いたが、この20~30年スパンのオリンピックメインスタジアム、延床面積の一覧を見たいやね。
仮に新国立が突出して大きいなら、それについての国民に対する説明と共に。
逆に敷地の狭さは20~30年スパンで最上位の1つだったりして(確認してないけど)w
競技場の設計段階から、陸上トラックの必要とされる部分にのみ、カバーや覆いのようなものを組み込んでおけば、その後の拡張性は(本当に必要かどうかは別として)如何様にもできると思うのだが‥。
トラック部分の全天候舗装に対するカバーや覆いは、フィールド部分の天然芝(生き物そのもの)と違って、維持管理・メンテナンスで ”とんでもない苦労” が発生、なんてことも無いだろうし。
育休退園の取り消し求め提訴 保育園児の母が所沢市を
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015090102000127.html?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
市長のコメント取ってくるなら、新国立の冷房に関しても聞いて欲しいもの。
後出しなんとかで申し訳ないんだが、
冷房排除の一報を聞いての下書き。(UPはしていない)
①新国立の全席に、USB端子もしくは国際規格AC電源の設置や
②近隣店舗・コンビニでの冷凍済み保冷剤の販売・レンタル、
遠方含め回収体制の整備
③みたいなことを言ってくる人がいるかもしれないが
④そういう問題では無いだろう
⑤6万8千のUSBファンが一斉に稼動したらすごいことに
みたいなことをカチ割りにもふれつつ書いてたんだけど。
いや、乾電池、充電池でもいいんだけどね‥。
(この時点ではカチ割りは報じられていない、はず)
高齢者の暑さ対策、熱中症対策はなんとかして欲しいもんだわさ。
報道ベースでは冷房の排除で100億(80億)。
昭和の国立競技場 建設時に打ち込まれた基礎の杭が約10,000本。
それを引き抜く作業で発生するコストも、ほぼ同額の100億とかなんとか。
軟弱な地盤による、新国立に特有の特殊要因云々と言いたいらしいが、国外なら
ともかく、国内で比較対照とされるような大規模競技場、大規模スタジアムは、
埋立地も含め、軟弱な地盤が少なくないのだから、こと国内においては特殊な要因でもなんでも無いはずなんだが。