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北米、飛行物体の撃墜相次ぐ 偵察気球と特徴異なる

>「レーダーの強化などで高度の空域をより入念に監視している。この1週間で発見した飛行物体が増えた一因かもしれない」<

日本はどうなんでしょ。レーダーの強化その他。
今現在、今この時においても、アメリカ、カナダ、北米だけとは思えないけど。

 

北米、飛行物体の撃墜相次ぐ 偵察気球と特徴異なる
2023年2月13日 23:00 (2023年2月14日 4:16更新)

【ワシントン=坂口幸裕】米軍は4日に中国の偵察気球を撃墜したのに続き、10〜12日に3日連続で飛行物体を撃ち落とした。2月だけで計4件にのぼり、国防総省高官はレーダー監視の強化が探知力の向上につながったと説明した。10日以降の飛行物体は国籍や飛行目的などが不明で、米軍は分析を急ぐ方針だ。

 

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米軍の戦闘機F16が12日午後、空対空ミサイル「サイドワインダー」で中西部ミシガン州とカナダの国境にあるヒューロン湖の上空高度2万フィート(約6000メートル)を飛行する物体を撃墜した。バイデン米大統領が指示した。

 

米軍は10日に米アラスカ州、11日にはカナダの領空をそれぞれ侵犯した物体を撃ち落とした。メリッサ・ダルトン米国防次官補は12日、記者団に「レーダーの強化などで高度の空域をより入念に監視している。この1週間で発見した飛行物体が増えた一因かもしれない」と話した。

 

米政府は4日に撃墜した中国の偵察気球と10日以降の飛行物体が同じ目的で米国とカナダに送られたと断定するのを避けている。気球問題をきっかけに米中関係の緊張が高まっており、慎重に分析を進める。

 

中国の偵察気球の大きさは高さ最大200フィート(約60メートル)でバス3台分に相当する。米上空の高度約6万フィート(約1万8000メートル)を飛行。軍事施設を標的に通信を傍受できるアンテナが搭載され「(中国の)情報収集活動が可能だった」と結論づけた。

 

これまでに米上空にトランプ前政権で少なくとも3回、バイデン政権初期に1回飛来していた。米軍は今回の偵察気球の飛来が過去に比べて長時間だったのが特徴だったと指摘した。

 

一方、米軍が「飛行物体」と曖昧な表現で呼ぶものは偵察気球に比べて小さく、飛行高度も2万〜4万フィートと低い。民間航空機の運航に危険を及ぼす可能性があると判断して撃墜した。

 

10日にアラスカで撃ち落とした物体の大きさは小型車1台分ほどだった。11日のカナダ上空の物体は円筒形、12日のヒューロン湖上空は八角形でひもが下がっていたとみられ、形状がそれぞれ異なる。国防総省高官らは3つとも国籍や飛来目的などの詳細に言及しなかった。

 

米本土防衛を担当する北方軍のグレン・バンハーク司令官は12日、10〜12日に撃墜した3つの飛行物体はスピードや大きさが似ているとの認識を示した。米軍は10日以降の物体を現時点で「気球」と分類せず、「物体と呼んでいる理由がある」と述べたものの背景は明かさなかった。

 

バンハーク氏は「特定の国のものだと決めつけるべきでない。我々はわからない」とも語り、撃墜した残骸を回収・分析する重要性を強調した。

 

北大西洋条約機構NATO)のストルテンベルグ事務総長は13日、記者会見で中国の偵察気球が米本土に飛来したことに触れ「情報共有や領空監視を向上することの重要性を示している」と指摘した。欧州でも領空監視を強める必要があると訴えた。

www.nikkei.com