オンライン参列の選択肢はなかったんだろうか。
(報道の中にはビデオメッセージ云々を伝えるものもあるらしいけれど。)
よほどの要人でもなければ、隣接や近隣の宿泊施設に前日、前々日から入っていれば、問題はなさそうな気もするんだが。
(広島で類似の状況になったときのシミュは、政府と広島県/広島市でやってんですかね。バービー投げつけられそうな某国の大使/大使館はともかく。)
長崎原爆の日 平和式典、台風で60年ぶり屋内開催 首相参列せず
毎日新聞8/9(水) 6:00配信
米軍が長崎に原爆を投下してから78年の9日、長崎市は平和祈念式典を開く。台風6号の接近に伴い、市は会場を平和公園から屋内施設「出島メッセ長崎」に変更し、岸田文雄首相や各国代表などの招待を見送って縮小開催する。参列は鈴木史朗市長ら市関係者約50人の予定。首相が参列しないのは1999年以来、24年ぶり。屋内開催は63年以来、60年ぶり。
4月に就任した被爆2世の鈴木市長は、初めて読み上げる平和宣言で、日本原水爆被害者団体協議会代表委員を務めた谷口稜曄(すみてる)さん(2017年に88歳で死去)が原爆で背中一面に大やけどをした体験に触れながら「78年前に何が起こったのか」という原点に立ち返るよう訴える。
【高橋広之】
長崎原爆の日 台風接近で慰霊行事の中止・縮小相次ぐ
毎日新聞8/9(水) 7:58配信
米軍の原爆投下から78年の9日、長崎は慰霊の朝を迎えた。台風6号の接近で、長崎市の平和祈念式典は屋内施設「出島メッセ長崎」に会場を変更。式典が予定されていた平和公園は参列者用のテントや装飾などが既に撤去され、平和祈念像が雨にぬれていた。
式典は規模を縮小し、鈴木史朗市長ら市関係者のみが参列。岸田文雄首相や各国代表などの招待を見送った。式典に首相が参列しないのは1999年以来24年ぶり、屋内での開催は63年以来60年ぶりとなる。
台風の影響で、長崎市内は路面電車が終日運休となるなど公共交通機関の乱れが予想されている。そのため、各地で予定していた慰霊の行事も中止や縮小を余儀なくされている。
【高橋広之、松尾雅也】
長崎の平和祈念式典、被爆者代表による「平和への誓い」実施へ…「献水」は長崎市長代行
読売新聞オンライン8/8(火) 15:26配信
長崎原爆の日(9日)の平和祈念式典で、被爆者代表による「平和への誓い」が実施されることが長崎市への取材で分かった。式典を巡っては台風接近に伴い、規模が大幅に縮小され、市が実施を検討していた。8日午後にも発表する。
市は安全確保のため、式典の会場を平和公園から屋内施設の「出島メッセ長崎」に変更。岸田首相や各国駐日大使らの参列も見送り、規模を大幅に縮小した。当初は被爆者代表の参列も見送ることを検討したが、会場で平和への誓いを読み上げることになった。一方、原爆犠牲者にささげる「献水」は被爆者らが行ってきたが、今回は鈴木史朗・長崎市長が実施する。
平和公園などでは8日、献水のための水をくむ採水が行われた。採水は例年、小中高生の代表者が行っていたが、台風接近を受け、今年は市職員が実施した。
原爆による熱線でやけどを負い、水を求めながら亡くなった多くの犠牲者を慰霊しようと、長崎では式典の前日に採水している。
市上下水道局の岩原寛幸さん(27)は「採水できなかった子どもたちの分まで気持ちを込めて採水しました」と話した。
「長崎原爆の日」台風接近で屋内式典、被爆者の参列見送りへ…岸田首相はビデオメッセージ
読売新聞オンライン8/7(月) 21:24配信
長崎は9日、原爆投下から78年の「長崎原爆の日」を迎える。台風6号の接近に伴い、長崎市は平和祈念式典の規模を大幅に縮小し、60年ぶりに屋内で開催する。会場変更に伴い、平和公園では7日、作業員が式典用に準備していた大型テントを片付けるなど撤去作業に追われた。
式典会場は、安全確保のため屋外の平和公園から屋内施設「出島メッセ長崎」に変更され、岸田首相や各国の駐日大使、被爆者の参列も見送られる。被爆者が参列しないのは、式典が現在の形になった1956年以降初めてとなる。
首相は式典にビデオメッセージを寄せる予定で、「核兵器のない世界」の実現に向けた決意を示すとみられる。
7日に市内で始まった「被爆78周年原水爆禁止世界大会・長崎大会」と「原水爆禁止2023年世界大会―長崎」も期間が1日短縮されて8日までとなる。