英国王のがんは「早期発見」とスナク首相、国全体が回復祈念と表明
2/6(火) 19:47配信
［ロンドン ６日 ロイター］ - スナク英首相は６日、チャールズ国王（７５）ががんと診断されたことについて、がんは早期発見で、国全体が完全な回復を望んでいると述べた。
スナク首相は、国王のがん罹患の報に「ショックを受け、悲しんでいる。われわれの思いは国王とその家族と共にある」とし「幸いなことに（がんは）早期発見だった」とＢＢＣラジオに語った。
国王とは定期的に対話しているとし、「それはこれまでと同様に続ける」と述べた。
国王のがん「早期発見」 首相、定例面会継続へ―英
2024年02月06日18時58分配信
【ロンドン時事】チャールズ英国王（７５）ががんと診断されたことに関し、スナク首相は６日のラジオで「早い段階で発見された」と述べた。王室はがんの種類や進行程度など詳細を公表していないが、早期がんの可能性がある。
チャールズ国王、がんと診断 公務停止し外来治療
スナク首相はがんの知らせに「衝撃を受け、悲しく思った」ものの、「ありがたいことに早く見つかった」と明かした。国王は元首としての書類上の公務は行っており、国家運営に支障は出ていないとも説明した。首相と国王の週１回の定例面会も継続されるという。
王室は５日にがんを公表。国王は同日から外来で治療を始めており、対面の公務は延期または他の王族が代役を務める。報道によると、国王は公表前に息子２人を含む家族に自らがんであることを伝えたという。
