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モルタルやコンクリート落下 埼玉

他のメディアの報道では、当該市の予算配分に大いに問題があるとか何とか。

 

mainichi.jp

 

モルタルやコンクリート落下 埼玉・■喜の公共施設、相次ぐトラブル


毎日新聞 2023/6/30 04:30(最終更新 6/30 04:30)

 

 埼玉県■喜市の公共施設や建造物で部材の落下や故障などのトラブルが相次ぎ、市が対応に追われている。老朽化した施設が中心だが、開会中の市議会では、市側に適切な対応や早急な点検を求める指摘が相次いだ。

 

 ■喜市青葉の市立■喜東中で2022年10月31日、校舎から重さ約63キロのモルタルが落下しているのが見つかった。市教育委員会によると、1980年建築の4階建て校舎のひさしから、縦45センチ、横1・9メートル、厚さ3・5センチの外壁がはがれ落ちた。

 

 21年度に行われた建築基準法に基づく定期点検で、該当箇所のひび割れが報告されていたが、市教委は対応していなかった。市議会で市教委は「重大な事故」と陳謝し、対策の遅れについては「多くの学校で修繕箇所があり、財政的な問題もあった」と釈明した。

 

 1990年に市が設置した■喜駅西口の立体歩道(ペデストリアンデッキ)でも3月に事故が発生した。立体歩道を支える推定の重さが約130キロのコンクリート片が下の歩道に落下した。市は一部を通行止めにして修繕工事を行った。

 

 市都市整備課によると、立体歩道は設置後30年以上、業者による保守点検を実施していなかった。職員の目視で老朽化によるさびの発生などを把握し、23年度予算案で点検費用を計上した直後に事故が起きたという。市議会で対応を問われた市は「(定期点検が義務づけられる)道路認定を検討したい」と答弁した。

 

 同市では、1980年に建設された市役所本庁舎で、3月からほとんどのトイレが使用できない状態が続くなど、老朽化した公共施設でのトラブルが相次いでいる。

 

 2年前に稼働したばかりの市立学校給食センターでも1月末、寒波による凍結で空調設備が故障。市は6月市議会に改修費などを計上したが、一部調理施設では、夏場にクーラーが使えないという事態に陥っている。

 

 市議会では「トラブルが発生してからの対応が目立つ」「破損を放置し、すぐに修理しないのはなぜか」といった指摘が相次いだ。

 

 市によると、一定規模以上の公共建築物約280件について、法令に基づく定期点検とは別に、2019年度からの2年間で業者による劣化状況調査を実施。その後、毎年、職員による目視調査も実施しているという。

 

 市は「修繕については緊急性、重要性に基づいて総合的に判断して対応している」としつつ、老朽化施設については点検を急ぐ考えを示した。梅田修一市長も22日の市議会で「予防保全の考え方に基づき、適正な維持管理に努めたい」と答弁した。【萩原佳孝】