日本を代表する電機メーカーだった東芝だが、2015年に巨額の不正会計問題が発覚すると経営陣が一斉に退陣するなど迷走。
米原発子会社の経営破綻による債務超過の解消のために「物言う株主」と呼ばれる海外投資ファンドから出資を受けた結果、経営陣との対立で混乱に拍車が掛かっていた。
東芝は2015年に発覚した不正会計問題や、米原発事業での巨額損失などで経営危機に陥った。
危機を脱するため複数の海外ファンドを対象に増資をしたが、経営に介入する「物言う株主」が発言力を持つようになり、経営の混乱を招いた。